画像: 「長崎・上五島 旧鯛ノ浦天主堂と日本のカトリック教会統計」

「長崎・上五島 旧鯛ノ浦天主堂と日本のカトリック教会統計」

長崎県内、または五島列島で教会巡りをしたいと思っている方は多いと思います。
私もいまだにそれが夢で、全部まわることはおそらくできないか、本気で取り組まないと難しいだろうと思っています。
「長崎県には教会の数が多い」ということは何となくわかっている方も多いと思います。
それがどれくらい多いかと言うと、
日本全体のカトリック教会数は2018年統計で966か所、そのうち長崎教区は133か所を占めています。
教区とは教会組織の地域ごとの単位です。
(出典:カトリック中央協議会)
信者数で行くと、長崎教区は東京教区についで2位です。
教区の中にも「大司教区」と呼ばれる信者を多数抱える特別な教区がありますが、
日本で認められているのが3つの大司教区で、東京、大阪と都会についで「長崎」も含まれるということは注目です。
東京都人口約1400万人に対して、長崎県の人口約133万人。
長崎県は、抜きんでた割合で教会も信者さんも多いということがわかると同時に、
長崎という場所では、小さな町にも、山奥や海辺などの僻地と思われるような場所にも、必ず教会があるのだということが読み取れます。
例えば現代に寺を建てようと思えば住職が寺を建て、そこに檀家やお参りする人が集まるのが一般的でしょうが、
カトリック教会は神父が教会を建てるのではなく、信者という集団がいて、そこに「自分たちの家」を建てる感覚で作られていくものだと考えます。
日本全体で考えれば、明治時代以降、カトリックの禁教令が解かれてから次第に修道会が主体となり建てられていったのだと思いますが
長崎の場合は、信者が主体となって作られたのではないでしょうか。
これが「潜伏キリシタン」の歴史的な話とつながってくるのですが、
このあたりについてはまた、次回長崎を訪問して記事にしたいと思っています。
ちなみに今回訪問した「五島列島・上五島」には29個もの教会があります。
この数は驚異的です。
(出典:新上五島町goodなび)
で、何が言いたかったかというと、
これだけの教会をまとめている長崎教区の存在感です。
私が知る限り、教会見学に日本一きびしいのが長崎教区です(汗)
いかなる理由があっても中の撮影は禁止です。また教会によっては見学そのものにも事前の承諾が必要です。
皆さんも見学へ行かれる際はくれぐれもお気を付けください。
ただとてもありがたいことに、現在教会としては使われていない旧鯛ノ浦天主堂だけは取材を許可いただきました。
サンクチュアリーランプ。
これは「ここに神様がいるよ」という意味だと教えてもらったことがあるのですが、
調べてみると神の存在や聖体がそこにあることを表すもので、私が知る限りでは赤い色をしているものがほとんどです。
教会は少し小高いところにあります。
この集落のキリシタンは外海(そとめ)の出津(しつ)エリアから移住してきた人々が住み着いた場所です。
取締りの厳しかった大村藩から離島部の五島藩へと移住し、
身を隠しながらひそかに進行を続けていた潜伏キリシタンを祖先に持ちます。
右の白い建物が現在の鯛ノ浦教会の建物です。
旧天主堂には、一部、浦上天主堂の被ばくレンガが使われているそうです。
敷地内には「ルルド」がありました。
長崎の教会のルルド比率の高さよ!
「ルルド」とはフランス・ピレネーの地域名。
しかし俗にカトリックの世界で「ルルド」と言うとマリア信仰の象徴です。
ルルドという場所の泉に姿を現したマリアの奇跡物語のことです。
マリア信仰はカトリックの代名詞でもありますが、長崎は特に強い気がする。
このマリア像、めっちゃきれいでした。
STAY HOMEしていた間、また長崎へ行くために色々と勉強していまして...。
早くこの学びが役に立つ日が来るといいな~、なんて思ってます^^
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