2日目のスタートは、国宝建築見学から。福島県内、国宝は唯一ここだけ、ということです。ところで前日の天地閣。朝ごはんも素晴らしかった。メヒカリの丸干しが出てきたんですよ~^^朝からめっちゃくちゃ豪華で!別れ難かった...、もう1泊して豪華なごはん食べたかった。。高-いところにあるんだなぁさて車で移動すること数十分。同じくいわき市にある国宝 白水阿弥陀堂は、願成寺に所属する阿弥陀堂。阿弥陀如来他、観世音菩薩、勢至菩薩、そして持国天、多聞天という重要文化財を安置する国宝の建物です。橋がかかっていてその中央正面に阿弥陀堂があり、両脇は池。つまり左右と前の三方は池となり、中島となっています。また後ろには山が控え、水と緑に囲まれた国宝です。「虎心合掌」、山を蓮の花びらを開いた姿ととらえ、その中心に抱かれるように建っていると考えられています。紅葉の時期はたいへんたいへん美しいのだとか!創建1160年、平安後期に造られました。東北地方で平安時代後期の象徴的な建築方法を今に見ることができるのは、この白水阿弥陀堂、岩手県平泉の中尊寺金色堂、宮城県高蔵寺阿弥陀堂の三堂のみ。見るからに重そうで、柔らかなカーブを持つ屋根。これを木造の柱が支えているわけで、分厚い杮葺き、それも価値が高いとされる「さわらの木板」を使って造られています。今回は取材対応として、阿弥陀堂内の撮影も許可していただきました。仏像5体は国指定重要文化財。正面から見ると眉間にキラランと光る何か。白毫(びゃくごう)と肉髻珠(にっけいしゅ)。水晶がはめられています。天井は素晴らしい、折り上げ格天井。この建物が残ってよかったなぁと心から思う。。長い時代を経ているので色んな困難もありました。途中「神仏習合からの神仏分離」などの混乱や、荒廃や震災などを超えて、復元に復元されて今に至る。そして仏像も地域の人たちに守られてきたとお聞きしました。お堂の中は昔は極彩色であったとか。しかし今は今で、飾り気がない分たくましく歴史を重さと価値を感じる建物になっていると感じましたね。平安の美意識の高さを感じる美しいバランス、そしてここに在り続ける意味などを感じつつこの場所を後にしました。---
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