画像: 萩・食の祭典(山口県萩市)

萩・食の祭典(山口県萩市)

山口県の萩市というと何を思い浮かべますか?
その歴史的景観から小京都と言われ、かつて女子が旅した街とか、吉田松陰の松下村塾が有名で、明治の偉人を輩出した街、というイメージが浮かぶ。僕はそれ以外、あまり知らない。
しかし萩市は、以前「ブラタモリ」でも紹介されていたが、今年「ジオパーク」(※1)にも認定された、大地の魅力やパワーを目で見て楽しめることが公式に認められた街。
そんな場所だからこその海の幸・山の幸も豊富で、美味しい魚介類やお肉、野菜がたくさん穫れることは、全国的にあまり知られていない。
僕も、見島牛や、見蘭牛くらいは聞いたことがあったぐらいで、イカが呼子と並ぶ産地だと、最近知った。
そして、なぜ萩市が美味しい食材が豊富なのかを掘り下げた人がいる。萩ジオパーク専門員の白井孝明さん(※2)。
去る10月末の土曜、萩市の人気料理店「梅の葉」にて、そんな萩市の食の魅力を語り合うトークイベントが行われた。(「萩・食の祭典」10月27日に終了)
ゲストはその白井さんと、静岡県御殿場市出身で食と歴史に詳しいタレント勝俣州和さん。僕もアテンドのお手伝いとイベント取材で同行し、客席で参加。大いに盛り上がった。
なぜ、萩市のイカが美味しいのか?
白井さんが、イカがたくさん穫れる高山(こうやま)の下の海底をイラストにしたパネルを見せながら語る。
曰く、このあたりの海底はゴツゴツの岩。海流はゴツゴツのおかげで海底の砂とミネラルを巻き上げる。するとそこにエサを求める小魚が集まり、それを求めて多くのイカが集まり、豊富なのエサのお陰でイカも美味しく育つ。
すると勝俣さんが重ねる。
「そうか、だから、それを狙う巨大マグロもこのあたりに居るんですね。」
そう、かつて松方弘樹さんが、巨大なマグロを釣ったのは、まさに萩市の海だ。そんな食物連鎖のお陰で、イカが美味しいのだ。
また、このあたりの火山は、やる気のない火山で、噴火はたったの1回だけ。しかしそのおかげで、隆起する台地や島が、形が平ら。山型ではない。1回の噴火だからこそ頂上が平らな「台地」。
台地は山と違って、日当たりが均等で、野菜や果物がよく育つ。
夏みかん発祥の地であり、野菜も豊富なのは、そのためだ。
火山といえば、勝俣さんにとっては地元の富士山だ。
「富士山は、地球が作った芸術品ですから」と富士山への熱い想いを語りながら、ジオ(地球)や地殻変動の話でも盛り上がる。
そんな、役に立つ「大地と食」の関係を聞きながら、美味しいイカを堪能した。
イベント後は、レストラン見蘭にて、萩市自慢の見蘭牛と、見島牛を、地元の日本酒「東洋美人」と合わせて食し、盛り上がった。
もしも萩市へ訪れるときは、イカと見蘭牛を、ぜひ!
いろんなお取り寄せもできるようだ。
特に、地元で「男命(みこと)イカ」(※3)としてブランド化されつつあるイカは、抜群に美味しかった!
※1ジオパークとは
http://jgc.geopark.jp/whatsgeopark/index.html
※2白井孝明さん
https://kankou-redesign.jp/pov/7005/
※3男命イカ
http://www.mikoto-ika.com

ameblo.jp

This article is a sponsored article by
''.