画像: プチレストランないとう(京都)

プチレストランないとう(京都)

お彼岸の京都はどこも混雑していた。
ランチは予約不可の店も多いが、この店をあらかじめ予約しておいて大正解だった。
美味しい洋食は、意外な場所にひっそり佇んでいる。御所近く、丸太町駅から徒歩7分ほどのこちらは、築100年を超える蔵付きの古民家洋食割烹店。
カウンターと、掘りごたつの座敷。蔵の個室が奥にある。とんかつもビフカツもカレーも食べたいので、カツカレーのランチセットと、単品でビフカツも追加する。
まずは前菜に、渋皮つきの栗と生ハムイチジク。白のリースリングに合う。
サラダのあと、カツカレーとビフカツ登場。レアに揚がったロースカツを、まずはそのまま一口。岐阜の養老豚。旨味がじゅわりと広がり、衣の美味さから、揚げ油の質が分かる。京都西陣の老舗「山中油店」の菜種油で揚げてるようだ。さらにカレーをソースとして少しかけ、食べる。もはやカツカレーの域を超えた、最高の肉料理だ。
単品のビフカツは、近江牛サーロイン。肉は超レアでとろとろ、ローストビーフのような甘さと柔らかさ。濃いめのデミグラスソースが衣にほどよく染み、肉の旨みを引き立てる。
こちらはカベルネ・ソーヴィニヨンと最高の相性だ。
マダムもサービスの方も、京都らしい付かず離れずな距離感と、無駄のない素晴らしいホスピタリティ。
京都は東京にはない、美味しくて風情のある店が多数ある。
そういえば、小山薫堂さんが言っていた。京都という街は例えるなら、“大きな宝石の周りに無数の小さな宝石が散りばめられているような街”。著名な観光地のあいだに小さな楽しみがいくつも潜んでいる、と。
小さな宝石のようなこの店は、まさにその代表とも言える。
ファミリーやデートにオススメ。

ameblo.jp

This article is a sponsored article by
''.