ずっとかんぴょうのことが気になっていた。酷暑の7月8月の2ヶ月間しか収穫・加工できない絶滅危惧農業海苔巻きにおでんの昆布巻きやきんちゃく、和食に欠かせないかんぴょう。とにかく現地に行かなければ。お邪魔したのは、栃木県下野市かんぴょう(ユウガオ)農家の北野道世さんのお宅に庭にある加工場。かんぴょうの原料はユウガオの実、地元ではこれを「ふくべ」と呼ぶそう。洋梨型でまるまると大きいですね。5〜7Kgあるそう。重いです。(ほとんど水分)真ん中に棒をさし、遠心力でまわす。まずはピーラーで外側のうす黄緑色の皮をむきます。ピーーーーーラーーーーーっとね。皮をむき終えたらいよいよ、手前からスライサーを垂直に当てます。このスライサー幅3cmぐらいのカッターが付いていて、高さ調節ができ、1個につき5〜6回高さを変えて繰り返します。ミシンのような足踏みペダルで速度調節〜〜〜ろくろを回してぐるぐるリボン状にスライス、いわゆる「自動かつらむき機」ですね。3cm幅スライサーで5〜6回に分けて。一番上は、中心に種がないので、かなり中心近くまでスライスできますが、その下は、中にワタと種が入っているので(ヘチマのような感じ)あまり削り過ぎないようにー。はじまりましたーーーーーーわーーーリボンが飛び出すよう〜〜〜シュルシュルシュルシュルえええーーー@@まる一日かけて作ったYOUTUBE動画も見てね!かんぴょう生産日本一!栃木県でかんぴょうづくり体験してきましたハウスの中で2日間干しますビニールハウス内に干場を作り、送風機、乾燥機を設置して作業を安定化 二酸化硫黄で燻蒸・漂白し、保存性を高めるかんぴょうのカーテンや〜〜〜かんぴょうユウガオの未熟果をひも状に剥いて干したもので、ミネラル、食物繊維が多い栽培は 300 年以上の歴史があり、栃木県が全国の 98%、その5割が下野市栃木県内の生産は昭和 6 年の 2,250ha 3840t から、近年は 140ha 300t 程度 まで減国産は国内消費量の1割程度であるがニーズが高まって供給が追いつかない状態平成 25 年しもつけブランドに認定ユウガオの実、地元では「ふくべ」と呼ぶそう。5キロから7キロ重いんですーーーウリ科ユウガオ属花の下についた赤ちゃんふくべ。産毛がかわいい〜とちぎのかんぴょうは300年の歴史栃木県が国産の98%ですが、国内に出回るかんぴょうの9割は中国産。体験してあらためてわかりましたが、なんとまああああ大変な作業か。朝2時起きでスライスと干す作業をし、昼間は暑すぎるので別の作業をして、夕方また収穫に行く。かんぴょう(ユウガオ)農家は年々減る一方。青いタオル巻きで立つ農家5代目でかんぴょう生産部会長も務める北野道世さん(54歳)。お忙しい中受け入れてくださり感謝申し上げます。大学卒業後に就農し、34 年間かんぴょう生産に従事しもつけかんぴょうまつり実行委員平成22年~26年 かんぴょう生産部会長下野市は栃木県の中でも5割をしめる。下野市役所の米井さん、栃木県農業大学校の杉本校長、たいへん感動的な体験させていただきお世話になりました。栃木県の農業関係者にあうたび、かんぴょうづくりやってみたいと吹聴して来たのですが、県の農政部から今は栃木県農業大学校の校長になられた杉本さんのおかげで、今回、よ〜〜〜うやく叶いました!真夏のとちぎ!かんぴょう女子旅。まだまだあちこちいったけどひとまずアップ。ベジアナ・かんぴょうアナ・あゆみ
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