画像: カレーですよ4227(東新宿 サンラサー)イベントとコロッケ。

カレーですよ4227(東新宿 サンラサー)イベントとコロッケ。

大好きなねえさんがやってるお店が新宿にありまして。
そこでコラボディナーがあるということで行くことにしました。
普段はそういうの、あまり行かないです。
カレーですよ。
誰にでも分相応みたいのはあると思うんです。
それで、カレーの全てを手に入れる、とかは思ってないんですよ。業界の動向は気にするようにしていますが。
カレーの全てを手に入れる、とか鼻息荒くやってても365日、3食カレーとか、新店に誰よりも早く駆けつけるとか、誰も見たことのないカレーの開発とか自分名義のカレーをメーカーから発売するとか店を持つとかインドで修行とか。漫画の原作やるとか教室を開くとかカレーとくれば必ずテレビ出演のオファーが来るとか。これ全部やれてる人はいないと思う。
ボクは好きなの選んでやってきます。それで、いろいろ書きましたがイベントに触手が動かない最近。疲れてんのかなあ。
とはいえ、
「3103croquette+サンラサーコラボ営業」
ってのは行こうと思ってました。いかねばと。
それというのもサンラサーのまりこさんが少し前にちょっと変わったお店を紹介してて、そこに絶対行こうと思ってたんですよね。そしたら向こうからきてくれるというじゃないですか、コラボ営業で。願ったり叶ったり。そちらのお店にはそのうち行こうと思っていますが、まずはコロッケ食べてみたい。そう、サンラサーまりこさんの対バンは、なんとコロッケ屋さんなんだとか。えええ?そうなのなんなの?行けばわかるか。行けばわかるな。それで出かけて行きました。
なんとなく会の主旨的なものが知らぬ間に聞こえてきたりして、どうやらこの会は香取薫先生門下生のコラボとかナントカ。なるほどなるほど、と訪ねて行けば、Spicevillageゴトウさんも客席にいるし同窓会だし。計3人が武蔵境方面で驚いたわけです。
3103croquetteというお店、どうしてもお邪魔してみたいと思っていました。
千葉、安房勝山の大六海岸にあるコロッケ屋さん。そう聞いてます。よーく聞くとカレーも出してる。カレーも?なのかカレーとコロッケなのか聞いてみなくっちゃ。
さて、メニュー内容。
せり薫るナッツカレー(3103croquette)、人参青菜チキンタルカリ(サンラサー)、野菜サラダ&キウイドレッシング(サンラサー)、人参のラペ(サンラサー)、鯖のコロッケ(3103croquette)というもの。
これらがひと皿に美しく寄せてあるんですね。
で、先に感想を言っちゃうとどれも大変に美味しく完成度高い味。
それで、どこからがどっちかがわからないかもというのもあったんです。
ちゃんと個性はあるんだけど、それは料理個々の個性、くらいしかボクではわかりませんでしたけど。
でもとにかくすごい。
せり薫るナッツカレーのクセと個性の狭間の落とし所、せりを酸味のあるカレーに着地落させた新鮮さとセンスなんざあ脱帽モノです。
人参青菜チキンタルカリはあくまで優しくて、プレートの中ではおかずとして機能してて、他の料理との相性が大変によく、お肉を使う料理であるにも関わらず(個性が強くなったりエッジが立ったりするからね)他の料理との味のパイプ役を担うというのが面白いです。
フルーツを使ったドレッシングは相変わらずのサンラサー節でまったくもって素晴らしいんですよ。このセンスはまりこスタイルだねえ。
そしてコロッケ。これがもう、美味しいのだよ。随分おいしいぞ。なるほど!これなら錦糸町から内房線に飛び乗りたくなるね、そうだね。
ウールガイ(インド南側の漬物の総称。日本の漬物とは少しニュアンスが違います)の追加が出来るので注文。
これまたきんかんと山芋とかいうわけで、大いにそそられるじゃないですか。
他にも日向夏やヤングコーン、人参など面白いものがありました。
山芋は酸っぱい味付けとその粘りでどうにもごはんに合う。ごはん、この山芋ウールガイとヨーグルト少々で混ぜていけばいくらでも食べられる美味しさ。こりゃあヤバい。きんかんは甘く仕上げてあって、このプレートのアクセントにちょうどよかったよ。日本人は食事の時でもどこかに甘いものの要素があるとほっとするんですよね。そういうバランスに担ってくれたと感じます。
いやしかし、とにかく圧倒的に楽しいひと皿であったなあ。
レストランでコラボという名称を使ってイベントを乱発する傾向が所々で見られるでしょ。言わないつもりだったんだけど、言っちゃう。
実はあれ、わたしはあまりよろしくないと思ってるのです。客寄せや名前の貸し借りは注意したほうがいいと思うよ。そして今回の会におじゃまして思うのは、やっぱり料理以上に人柄、人間性だ、ということ。名シェフ二人の味をいっぺんに、が目玉なのではないわけですよ。断じてない。そう思う。
人としての個性がぶつかり合って、結果の料理という見方で食べるのが面白い。だから作っている人に人間力がなくっちゃいけない。死んだイワシのような目で作ってたってダメ。料理だけではまるでつまらない。
そうだよねえ、そうか。そういうことであったか。
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