雪の季節の北海道は人生2度目。一度は2月の旭川で、芯まで凍ったこととタコが美味しかったことと、毎日梅光軒へ行ってたことしか記憶にありません。ここのところ立て続けに、食べあるキングの食材探求プロジェクトに参加させてもらってます。先日の宮崎県都城市に続き、今回は北海道天塩郡天塩町とのコラボレーション!天塩(てしお)町って私、こういう形でかかわる前からよく名前を聞く自治体です。圧倒的パワフルに、地方から食を発信しているからなんです。今回はそこへ実際に伺えるとあってとっても楽しみな旅。途中とっても美しい日本を空の上から眺め、稚内空港到着。羽田からは1便しかないけれど、かなり良い時間帯に飛んでいます。12:45着、1時間50分の空の旅。この表示...!稚内空港は水色ポップな空港でした。思わず自分の位置をスマホで確認してしまう(笑)もうロシアすぐそこー!ここからはバスに乗り換えて天塩町へ。日本海側をひたすら走る。そっか、北海道は道道っていうんだー道道106号線は「オロロンライン」と呼ばれるそうです。オロロンとはウミガラスの鳴き声で、別名オロロン鳥ともいわれています。中高合唱部ならわかるはず!海を右手に見ながら下へ下へと向かいます。そりゃそうよね、これ以上 上には行けない(笑)日本海。なんとなく私が知ってる日本海と違う。中央線の看板が立ってる。しかし道幅が1.5台分あるかないかなので当然対向車がなければ真ん中を走ります(大型バスだし)。海の反対側はサロベツ原野で完全に風が吹き抜ける場所なので、風除けパネルが延々と続きます。北海道らしい、雪国らしい景色をひたすら見た1時間半。天塩町に到着~最初に目に入ったのは「天塩川歴史資料館」。冬は休館しているらしいです。(5月オープン)昭和26年に建築されたということなのでこの赤レンガは...、と思って調べたら、やっぱり野幌産レンガでした。いつかこの資料館もじっくり見たいし、明治期の江別レンガ、昭和になってからの野幌レンガを巡る旅がしたい。この資料館から目と鼻の先にある喫茶店「あげいん」。色々レトロ!ベルベットみたいな質感。深く重厚感のある色使い。時代と文化がミックスされて、得も言われぬクラシカルテクスチャ。つまりすごくいい感じ!あげいんの名物カツカレーは見た目大盛!おっきなカツだけでもボリューミー。野菜をたっぷり煮込んだ優しいカレー。ひとりで食べきるの結構大変かも。そして天塩川の大粒しじみを使った塩味のラーメン。ちぢれ麺なのが北海道らしくてイイ。喫茶店で出てくるレベルではない。いいお出汁!天塩町のヤマトシジミは漁期に制限を設けて資源確保を行っています。そしてその分大きく成長します。どれも大粒、しかも味が濃い。この日は天塩のバターケーキとブランデーケーキをデザートに。とらや菓子司の「てしおの発酵バターケーキ」、「てしおの夢見るブランデーケーキ」。しっとり美味しかったです。(通常メニューではありません)一斉に押しかけたような形でお店を貸し切ってのランチ。あげいんのお母さん、笑顔でのご対応ありがとうございましたー。---
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