画像: カレーなしよ(西川口 滕記熟食坊)中央アジアエスニックとしての中国料理。

カレーなしよ(西川口 滕記熟食坊)中央アジアエスニックとしての中国料理。

カレーではないんですが、これは書いておかなければいけないと思って。
今日は中国料理の話。中華料理ではありません。
カレーなしよ。
西川口の噂を聞いたことはありますか?
そう、しばらく前までは関東屈指の風俗街というあまりよろしくない冠をいただいていた西川口。お上の方針でそういう色っぽい店が一掃されて街が変わりました。そういう事情で物件も出回るようになり、そこに目をつけた中国の人たちが日本の中華料理、ボクらがよく知っている焼き餃子とラーメンと天津飯の中華料理ではない、アジアエスニック、中国の郷土料理としての中国料理専門店をたくさん出すようになったようです。
昔からなかよくしてもらっていたあやのさん。ボクのなかではトーキョーウジキントキのアヤノさん。
トーキョーウジキントキ http://ice.hatenablog.jp
かき氷ブログの祖として有名な、でもカレーやアジアの郷土料理も好きという人なのですが、本当はアイティメディア、プレジデントオンラインの編集長を歴任する凄腕の編集者さん。久しぶりにお誘いをいただいての西川口ツアーです。彼女、もう何度も通っているようで、IT界隈では西川口案内人としてメキメキと力をつけているという話も聞き及んでいます。なぜなんだ、、、
それで、西川口駅。目的地は、
「滕記熟食坊」
という中国東北地方の郷土料理専門店なんですが、その滕記熟食坊へたどり着くまでの寄り道がまず楽しかったんです。
いきなり駅ビルで、何事もないよいうに普通に油条(中国の揚げパン)が売られており、しかも売り切れの人気という状況です。駅ビルに、ですよ。もうすでにここで混乱するわけです。なんなんだこの町は。
歩いているとたくさんの中国地方料理のレストラン、食堂が林立、看板を見ると日本人が読めない漢字と並びの組み合わせに異国情緒、というよりも迷い込んじゃった感が強く、それがとても楽しいんです。
肉料理の切り売り、量り売りなどもあったりで興味深いし。そんなレストラン、食堂を横目に中国食材店、タイ食材店を物色します。なかなか簡単には見かけない食材もたくさん売っているねえ。
調理済みの食品、いわゆるお惣菜もあって、台湾でもおなじみの八角の香りの煮卵なども店頭で調理、売っています。
匂いですぐわかるよ。台湾のセブンイレブンと同じ匂いだもん。
少し歩けばスーパーマーケット。
セブン&アイ・ホールディングスのグループのスーパーマーケットのフードコートでは中国東北地方の郷土料理が多数出る始末。
またここでも油条(揚げパン)があるし、豆浆(豆乳)肉夹馍(中華まんサンド)砂鍋(土鍋)とどうなってるんだこりゃというセレクト。
どこのスーパーのフードコートなんだよここ。
良さそうなキムチの専門店などもあり、京浜東北線沿いなのにアジアの風に吹かれている気分。実に面白いんです。さあさあ、お腹がすいた。ご飯を食べに行きましょう。「滕記熟食坊」に到着です。
このお店は中国東北地方、ハルピンあたりの郷土料理の鉄鍋料理専門店。
东北铁锅?と看板にあるも読めず、わからず。これは聞かねばとお店の人をつかまえるとどうやら鉄鍋煮込み料理という意味の模様です。ああ、それでか、そうか。
客席の各テーブルには巨大な鉄鍋がビルトインされていてテーブルの下にはこれまた巨大な業務用のコンロが待機、火が着くのを待っています。なんかすごいねえ。でもこの鍋の大きさを見ただけでテンションがぐいぐい上がります。さて、注文だよ。あやのさんにお任せだ。
「杀猪菜」
という名前のお鍋。
豚殺し鍋などという物騒な名前が付いているものなのです。
中国東北地方、ハルピンあたりでしょうか、田舎料理で農村部でのお祭り料理らしいんです。いやこれがえらくうまかった。驚いた。
豚肉鍋なんです、豚バラ肉、ホルモン、ゲンコツなどの部位とともにこうや豆腐、豚の血を固めたもの(レバー風で悪くないんですよ)、春雨などが入ります。
一番特徴的なのは「酸菜」が入ること。酸菜ってのは自家製の白菜の酢漬けでけっこうな酸っぱさです。これが味の決め手として大変効果的なんですよね。
それと人数分の「玉米面饼子」ってのが付いている。
これはどうやらコーンフラワーでこねたトウモロコシパン。鍋の内側、吃水線の上にナーンの要領でペタリと貼り付け蒸し焼きにするわけです。これまたトウモロコシの香り芳しく大変な美味。本当に美味しくてたまらないんです!!
トウモロコシは痩せた土地でも元気に育つためそのような土地では重宝されていて、世界中で庶民の生活を支えてくれています。
鍋は具材を放り込み、ダシをヤカンで注いでと中国のねえさんがみんなやってくれますから手を出さないでいいいんですよ。手を出そうとすると「まだよ!」とばかりに手で制されます。
さて鍋を待つ間に前菜を。
皮蛋豆腐の旨さときたらないんですよ!!
今回の中で一番好みだったかもしれないです。
ピータン自体はダイスカットにしてあって豆腐も同様。かかっているラー油がオリジナルらしくて、これが悲鳴をあげる旨さなんです。これは大変。この皮蛋豆腐と白メシだけの夕食でもいいくらい旨いです。
「自制皮冻」というのもありました。
豚皮コラーゲン寄せとでもいうべき料理です、コラーゲンぷるぷるのかたまりみたいなもので、これもニンニク醤油で食べるんですが、それがよく合うんです。うん、煮こごりだな、これは。
「韭菜肉水饺」はニラの餃子。酸菜の白菜餃子も食べました。
これまたうまい。
上品な味で皮もちもち。
なるほど中国の人が焼き餃子で白メシ喰らう日本人をいぶかしむのもわかります。皮が厚くお腹にたまるからね。これは白ごはんいらずだなあ。
他にもいくつか前菜を楽しみつつ、さて、鍋だよ。完成だよ。
みてくださいこのビジュアル。人数多めで行ったので実に見栄え良くかっこよくトウモロコシパンが張り付き、鍋がうまそうな匂いをそこいらじゅうにばらまいてグツグツと煮えたぎります。こりゃあたまんない。
うつわに取り分けてひと口すすってみると。
おお!発酵白菜のやわらかな酸っぱさとゲンコツやホルモンのいいダシ。穏やかで大変によいお味です。ひゃああ、こりゃあおいしいなあ、驚いたなあ。
鍋は積極的に食べないボクですが、これはすごい。面白いしおいしいし。癖になりますねえ。大勢できたら絶対頼みたいな。他にもいろいろな種類の大鉄鍋料理があって、何度も来たくなりますよ。
レストランではない、食堂の大鍋料理。
そういうのがいいよね。大変に魅力的です。
香辛料と発酵食品という組み合わせ。寒い地域、厳しい環境での食はやはり興味深いものです。ほら、いろいろ思い出すんですよ。これは中国の寒い地方のやつでしょう。酸っぱい漬物のある国、えーと、そうだ、ドイツはザワークラウトがあるよね。ロシアにも酸っぱい漬物あったよな。そんなことを思いながらどんどん食べ進めていきます。
さてお会計。
ここでもう一回びっくりがきます。
サイゼリアでおなかいっぱい、ワインも飲みました、くらいなんです。
驚愕。顎が落ちました。
こりゃあかようわ、仕方ないわ。
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