少し間が空いてしまっていました。毎年出かけている鎌倉市立第一中学校でのメタバラッツくんが年4回行っているスパイス料理の選択授業のクラス。毎年ゲストの講師としてお邪魔しているんですよ。彼のクラス、全4回の中の最終回の講義ですが、生徒たちが自ら作ったミックススパイスを使いタンドリーチキン、チキンマライティッカをマリネードする、という内容。それをボクが持ち込んだタンドールで焼く、という寸法です。なかなかこれがみんな盛り上がるんだよね。火を使う、屋外、という要素と子供たち、彼ら彼女らが自ら仕込んだものを仕上げて食べるという面白さ。これはやっぱり皆テンション高くなるよねえ。楽しそうでした。このバラッツくんの授業がちょっとすごいのですよ。ちょっとやりすぎで笑っちゃう。初回は基本のスパイスの話からスパイスミックスの調合。茹でたジャガイモをスパイスミックスと塩だけで食べる。うわ、いいよねそれ。俄然スパイスというものに興味がわくと思います。2回目はスパイスミックスから班ごとに分かれ5種類のスパイスから作るカレーの調理。いよいよカレーです。内容はチキン、フィッシュ、豆、野菜、キーマとインドレストランのメニューの幅に肉薄。すごいぞなんか。3回目は2回目に作ったスパイスミックスでなんとターリを作成。ターリですよ、あなた!ビリヤニやパパドまで含まれる本格的なインドの定食。そして4回目がタンドリーチキンとマライティッカのマリネとタンドール調理。マライティッカなんて知らないってば(笑)いやいやすごい。こんなのをやられたらマニアが泣くって。マニアだってなかなかターリだビリヤニだまでやらないもん。これを中学生がこなしているのですよ。画期的です。バラッツくんに「これやりすぎ!」って言ったらすごい笑顔でニヤニヤとしていました(笑)こりゃあ確信犯だな(笑)鎌倉市立第一中学校の子供達は本当に好きな学校なんです。いい意味でイマドキ風ではないいい子供たちが多いのがその理由。礼儀も正しく気遣いもあって大したものだと毎年通うたびに嬉しくなります。この世界はそう捨てたものではないと毎度思わされて気持ちが暖かくなります。ほんの短い時間の登壇で、彼らに食と文化、世界との繋がりを伝えようと四苦八苦しましたが、あえなくタイムアップ。とはいえこの授業で、願わくば狭い範囲ではないものの見方と身近な食が実は歴史と文化につながっていることを気がついてくれればと心から願いました。伝わっているといいなあ。でもね、今はボクのおしゃべりよりも、自分でマリネして本物のタンドールで焼いた料理の記憶の方が大事です。きっとあの中からその楽しさや美味しさを忘れない子がカレー作りを趣味にしたりインドの文化に興味を持ったりして世界の広がりがほんの少し大きくなって。そういう子が出てくる可能性という楽しい未来を夢見て毎年鎌倉に通うんです。>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>lたべあるきオールスターズ「食べあるキング」に参加しています。http://www.tabearuking.com>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>ご連絡、お問い合わせ、お仕事のご用命等は iizka3@gmail.com(@を小文字に書き換え願います)>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>著書「カレーの本」が刊行されました。カレーの本 (SAKURA・MOOK 69) / Amazonのリンク>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>活動内容等の各種Linkはこちら http://about.me/hapi3Instagramはこちら。 https://www.instagram.com/hapi3/tumblr 日々の事がまとまってます。http://hapi3.tumblr.comYoutubeチャンネル。カレー中心。 http://www.youtube.com/user/iizka3もうひとつのブログ 「いつもんログ」http://hapi3s.blogspot.jp/>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
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