オーストラリアと言えば、治安も良くて気候も穏やか。フレンドリーな国民性や日本人が多く住んでいることなどから、訪れたことがある人も多いはず。私も旅したことがありますが、日本食のお店も多くてシーフードの豊富さや屈指の畜産国であること、またトレイサビリティや農業・牧畜に対しての飼育環境を徹底して管理していることなどから、安全安心な食材豊富な国でもあります。そんな街から逆輸入されたシェフ2人が開いた新店が六本木にあります。9月1日に六本木交差点近くにオープンした現代割烹Terra(テラ)。4時までオープンしている深夜営業の和食店でもあります(L.Oは2:30)六本木と言えばこんな感じじゃないですかーーあ、交差点(笑)ここから1分という立地です。芋洗坂入ってすぐの左。OUTBACKの向かい側。地下への階段を下ります。料理は8000円と10,000円のコース。他にはアラカルトなどがあります。お値段での組み立てもできそう。お酒もひと通りそろってます、特にワインの揃えがすごい。この日は日本酒。能作の錫でいただくよ。雰囲気や骨格は日本料理なのですが、「現代割烹」という冠に恥じず素晴らしいアレンジと食材のコンビネーションがすごかったです。最初のお料理は「黄金の卵」。このお店のスペシャリテです。干し椎茸の旨みが溶けだしたべっ甲餡の中に温泉卵とウニ。温泉卵は黄身だけで、白身での薄まりを排除してウニの濃厚さを際立たせてあり。巣ごもり卵風。これらをひと口、ふた口食べたら、下の器に入ったカダイフと絡めて食べる。食感を変え、小麦粉と油の豊満な味をさらに加えて食べ進めます。左から、飛騨牛の握り寿司、キングサーモンの杉板焼き、生ししゃもとシャインマスカットの天ぷら、鱈の白子ポン酢。一頭買いの飛騨牛のいいとこだけ。じゃあほかの部位はどこ行くの?って思ったら、このビルの2階のLAPOで鉄板焼きになるそう!(そちらも気になる...!)キングサーモンもふっくら。杉板で焼かれることによるスモークとスチーム。じっくりと漬け込み焼かれているのに全然しょっからくないのはなぜなんだ...香ばしい香りが運ばれてくる時からふわふわと漂っていて幸せです。お刺身も。いい食材をちょっとずつなのはとてもありがたい(この後も料理あるしねー)ボタンエビやタコなど。今度は串焼き!握り寿司、天ぷら、刺身、串焼きとか...。外国人観光客もめっちゃ喜びそう。タコとまぐろの串焼き、イクラ乗せ。アマダイを使った2品。友達とそれぞれ1品ずつ。あまだいと北寄貝の包み蒸し焼き。天然マイタケたっぷりで、マイタケから出るこの黒い色がたしかめっちゃ体にいいんでしたよね!あまだいのうろこ焼き。きのこの餡。こちらは完全にお椀スタイルで。ここ日本料理の全部があるわ。和食のドン・キホーテだわ。こちらは一人分をシェアしてます。キャビアの冷たいおそば。イケチョウガイの器で出てくるエレガントな一皿。エスプーマになっているそばだしと、信州のそば。キャビアとしその花穂を散らして。パッと見はとろろみたいですが、もっともっと繊細。あっという間に口の中でそばつゆに戻る。確かにそばなんだけどちょっと違う。真夜中に食べにきたい!お肉のメインは地鶏のスモーク。ボンゴレとからすみのソース。洋風寄りなんだけど、やっぱり和食のシェフが作ると繊細なんだね。金華豚のほうば味噌。インカのめざめと松茸。岩海苔と天然マイタケごはん。いいんでしょうか、こんなに天然マイタケたっぷりで。このちっちゃいお釜も可愛いわ。ごはん食べながら、出てきた自家製昆布の佃煮が甘じょっぱく、レシピ知りたくなった...!アイスクリーマーで作ったアイスで〆ます。自家製酒粕のアイス。う!ううう!なんだこの食感は...。冷たいのにイメージとしてはふわしゅわフロマージュブラン。銀のぶどうの白ららみたいに感じた。アイスってこんな風にもできるもんなのね~東京カレンダーにも載ってたし、⇒六本木で朝4時まで!深夜デートを成功させたいなら和食×ワインの秀逸ペアリングで決まりdressingにも載ってたし、⇒シドニーで「ベスト・ヤング・シェフ」に選ばれたオトコが作る「現代割烹」とは?これからもっと話題になりそう!シメに立ち寄る大人のお店を見つけたので、これからかなり助かる~あと、季節を変えてまた行ってみたいと思います!---
This article is a sponsored article by ''.