画像: 2017初秋の京都(3)金閣寺道/骨抜き鱧の美味に悶えた「夢しょうぶ」

2017初秋の京都(3)金閣寺道/骨抜き鱧の美味に悶えた「夢しょうぶ」

少し前に骨を抜いた鱧を食べさせる店があると、multi-nekoさんからコメントでおしえていただき、来月夏には!と思っていたのですが、急な法事でありがたくこの夏に間に合いました!西大路通りの金閣寺道。西に行けば金閣寺、右に行けば「夢しょうぶ」です。
予約するとき、骨抜きの鱧を食べたいとお願いしたら「時季的に良いものが入るかどうかわからないので(鱧コースではなく)普通のコースにしていただいて、入ったら追加で出しましょう」ということになりました。なんて良心的!
骨切りしないと食べられない鱧ですが、この日は最上級の韓国産が入ったらしく、めでたく骨抜き鱧にありつくことができました。昼に「うお市」さんで瀬戸内産の鱧尽くしのミニコースをいただいたし、近所の「吉池」でも瀬戸内産の鱧は手に入るのですが(わが家では鱧しゃぶが定番♪)、韓国産の鱧は手に入らないんですよね。
大将が見せてくれた鱧の骨!先がこんな風に分かれてるんですね~!初めて見た♡だから身から抜くのはとっても難しく手間がかかるんです。
ファサードも店内もとてもきれいで高級感はあるのですが、靴をぬいであがるせいかくつろげる雰囲気です。お座敷や個室もあります。私たちはカウンターへ。
お昼も「うお市」さんでいただいた鱧×松茸のお椀。同じメニューだからこそ、素材、だしの味わい・・・その違いに母と思わず顔を見合わせて頷きあいました。うお市さんは下町の仕出し屋の味、悪くはないのですが料亭で修行したこちらのご主人の料理はやはり洗練されています。
実はこの夜のコースは、驚くなかれ昼と同じ五千円! 八寸も見た目は華やかな京料理とは違いますが、それでもとても丁寧に作られた美味しい料理です。
そして骨抜き鱧のうす造りは、今までの人生で初めての味わい! なんといったらいいのでしょう? 上品な旨み、ほどよい食べ応えのあると肉厚の身は、ふぐ、たい、ひらめ。。。ありとあらゆる白身魚の美味しさを足して割ったような、といえば大げさかしら。たたいた梅とオリーブオイルに松の実のたれでいただきます。2人分じゃないんです。1人ひと皿、コースに追加で出していただきたっぷり堪能できました。ああ、口福!
穴子の博多蒸し、やったかな。ほろっと崩れる穴子と少し濃いめの餡は日本酒が欲しくなります。
隠し味に辛子を使った鯖寿司。辛子がダメな私は「ちょっと食べてみてあかんかったら母に食べてもらいます」といって、お願いして半分に切ってもらったのですが、これがなんと食べられたのです!鯖寿司にわさび、というところはさ々木さんなどがそうですが、辛子というのは初めて。というか酒のつまみになるような、ごはんがちょっとだけの小さな(でも鯖は肉厚!)可愛い鯖寿司でした。
まながつおの焼きものときのこの炊き込みご飯でしまいです。お漬け物も自分とこで漬けはった自家製。楽しい会話で、カウンターの他のお客さんとも一体になれるようなあたたかな雰囲気も最高!
水菓子は真っ黒なわらび餅。ちゃんと本わらび粉を使わはった本物で、ふっとよもぎが香るのがとてもしゃれています。
このお値段ですから、使える食材も限られています。それでもこれだけの満足感。技量はわかったのですから次は安心して贅沢できます(笑)
なにより大将の人柄がいい!若いスタッフがとても感じが良いのも、大将と女将の指導あってのこと。こんないい店を長年知らずにいたとは悔しくてなりません。独立して20年以上と聞いて驚きました。
友人に聞いて調べたところ、先ごろ閉店なさった馳走高月で骨抜きの鱧を秘伝の技とされていたようで、大将はもしかしたらこちらのご出身なのかもしれませんね。こちらは次回の帰郷で必ず再訪!と決めています。

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