画像: カレーですよ4353(千葉 鎌ヶ谷大仏 カレー屋けんちゃん)驚きの湯島スタイル。

カレーですよ4353(千葉 鎌ヶ谷大仏 カレー屋けんちゃん)驚きの湯島スタイル。

こういう店にふと出会うことがあるから、目的なく出かけた先でカレー屋さんを探す行為がやめられないんです。調べていくのとは楽しさと感激の度合いが違う。
こっちの方がいいに決まっています。
カレーですよ。
ここはどこだろうなあ。なんでこっちに来たんだっけ。そうか、いつもの道じゃあ面白くないし、わざと迷おうとか知らないところ通ろうとか思ったんだっけか。
日々やってますと、とにかく便利なのでスマートフォンの地図機能を知らぬ間に頼っています。もう空気みたいな存在になったスマートフォン。あって当たり前で意識もしなくなっているけれど、一度無くしてしまうとそれにどれだけ依存していたかをイヤというほど思い知らされるものの筆頭でしょう。それで得るものの方が多いから人は皆スマートフォンに頼ります。で、その代償に失ったものってなんだっけ?そういうことを考えるのは時として豊かな時間を生み出してくれることが大いにあります。
鎌ヶ谷大仏駅からもちょいと外れた細い街道筋。
だいたいにおいてこんな場所は用事もなく、かれこれ30年以上来ていなかった。その30年以上前ってのはここら辺に当時のガールフレンドが住んでいて、その子が強い力を持っていてたくさんの超常現象を身を以て体験したとかそういう記憶。
おもしろかったよなあ。彼女のおかげで目に見えないけれどあるのではないか、という事象にフィルターをかけることなく向かい合えるようになったよなあ。
そんな古い思い出がよぎる鎌ヶ谷界隈。それ以来縁もゆかりも無くなってしまった、しかし自分の部屋からそう遠くではないというそんな場所で、煌々と明かりの灯るラーメン店風の店に行き当たりました。
「カレー屋けんちゃん」
ひねりも何もないお店の名前。カレー専門店を名乗りながらそれを書いてある同じ看板に大きく赤いラーメンの文字もある。面白いなあ。店頭に黄色い回転灯が回るセンスも昔のラーメン店風で、おやおやと思わされます。
そんな誘蛾灯の灯りのような光についつい反応するのがボクなのです。
お店に入ると若いご夫婦が切り盛りしている様子。21時を過ぎていましたがどうやらここは23時くらいまでやってるみたい。深夜までやっているお店はカレー店では少ないのです。
ラーメン屋さんは深夜までやっているのでラーメンのジャンルを選んだジャーナリストさんは羨ましいな、など思うことがあります。お店にはボク一人、さて、何を食べようかな。
店頭のメニューにはカレーとラーメンのセットメニューなんかも多くて、もったりしたラーメン屋カレーが出てくるのかな、と想像しながら店内メニューを見ると。
あらら、ベンガルカレーってなによ。あらあら、その下。カシミールって書いてあるじゃない。これは面白くなって来たぞ。こうなるとチキンカレーもただの彼じゃない可能性が出てきました。うむむ、どうするか。よし、
「ベンガルカレー」
をもらいましょうか。
混乱しつつベンガルカレーを注文、様子を見ることと決めました。
ちょっと落ち着いて店内を見渡せば、おや座敷があります。そこは普通の民家風。奥にテレビが鎮座してマツコの知らない世界が流れています。お、天然物のたい焼きマニアかあ。
漫画の単行本も抜かりなく置いてあり、昭和カレーハウスの感が強まります。大変いい感じ。これこれ、こういうの、この空気は好きだよ。
さあ、カレーが来ました。
出てきたブツ、カレーを見てまた驚きました。大きな片手土鍋に沸々と泡立つ黒々した滑らかなカレーソースというプレゼンテーション。おお!こんな感じで出てくるとは。てっきりソースポットとお皿にごはんの気分でした。鍋の中にはニンジンやジャガイモ、鶏肉が見え隠れするものです。
うーん、良さそう。いい匂いがします。
別のお皿でごはんとサラダ。一拍間を置いて味噌汁までもが登場でうれしさがこみ上げます。味噌汁を出してくれるカレー店、嫌いじゃない。どんどん混乱してくるのがまた楽しいんです。
さあ、とスプーンを振り上げ口に運べば。
果たしてこれこの作法は知っているやつ。湯島、デリーのスタイルのカレーですね。うわあ、驚いたな。お米の炊き上がりもパリッとして上々です。カレーはちょうどデリーのカシミールとコルマの中を取ったような雰囲気の味で実においしい。おいしいです。
ニンジンやジャガイモは大きめに切って素揚げされており、ここら辺の油の香りはラホールを思い起こさせます。ラホールもある意味デリーの派生と言えるメニューがあることを思い出すわけです。楽しいなあ。
いやしかしおいしい。
そしてそのおいしさにうっかり忘れるところでした、味噌汁があるじゃない。
ひと口含んであっと声が出る。味噌汁までがきちんとおいしいんです。上品で、かつしゃんとした輪郭が見える凛としたおいしさ。うーん、これはなんだか大変な店だよ。
他のメニュー、けんちゃんラーメン、けんちゃん冷やし中華、かつデミグラスソースライスなど、こうなっては全部食べないと収まらないというもんです。カシミールカレーとラーメンなどという不届きなセットがかつてあっただろうか、素晴らしい!など熱い想いがこみ上げます。こんなもの食べずに居られるわけがない!
なにか時空の歪みを感じさせる楽しいひと時を過ごしましたね。
そうだ、このお店でもそうなのですが、いつもみなさんにブログを読んでもらっているわけですが、伝えたいのは実は味じゃないんですよ。ここのカレー、とてもおいしかったんですけど。それよりも伝えたいことがある。それはね、体験。
読んでくれて、この記事のこの味のお店に行きたいなあ、ってのもうれしいことです。とっても光栄。
でもそうではなく、たとえば読んでるとボクが偶然いいお店に行き当たって、興奮して旨い、旨い!と感激してて。ボクがカレーの店でバタバタと興奮したり面白がってること自体がなんだか面白いなあ、じゃあわたしも同じように自分だけのお店探しに出かけるか。、そういう風に受け取ってもらえるといいよなあ、そう思ってるんですよ。
そういう風に続いていくような文章を書くのが本当のボクの目的なのです。
好きな店というものは自分だけのもの、大事なものですから、それは自分で見つけるのが一番いいですよ。そして自分の体験に代えられるものはないと思うんです。
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