画像: カレーですよ4329(富士吉田 糸力)魔性の味。

カレーですよ4329(富士吉田 糸力)魔性の味。

ご存知遠出。遠出好きのぼくです。クルマです。
山梨にいること、結構多いです。うん、なんか肌が合うというか。
あとね、通いたい店もぽちぽち増えてまして。
カレーですよ。
クルマで走ると仕事が進みます。いや、違う。そうじゃないか。でも結果そうだったりすることも多いです。
クルマを走らせると頭の中がクリアになるんですよね。スーッとします。それと、原稿、記事を書くときに、特にインタビュー記事なんかだとインタビューをした当日は寝かせて、翌日の夜、クルマを走らせて、その中でレコーダーで録音したインタビューを聴くんですよ。すごく内容が頭に入ってきて構成なんかもするするっと出てきてね。それでよく山中湖の湖畔の駐車場とか笹子峠の小さな休憩所にクルマを止めてガリガリとメモを取ったりします。リズムが出てきたらそのままファミレスを探して書き始めることもある。だいたい普通は走って聞いてを2~3回繰り返してから書きます。甚だ効率は悪いですが、締め切りを長くとってもらっているのと大事に起こしたいというのがあって、スタイルは変わっていません。
そんななか、時間のタイミングがいいとついつい通ってしまうのが甲府の「一刀斎」実に味わい深く、普通さが偉大なカレーライスをしみじみと味わったりします。本当に好きなんだよね、あそこは。コールスローの注文も忘れちゃいけません。裾野の「カレー屋 小松」も絶対的に外せない店。小さな小さな裾野駅のすぐそばの、地味なお店。ところが油断しちゃダメ、御殿場の名店、山崎精肉店から仕入れた金華豚を使ったハンバーグの乗るカレーなんかもたまに出てきてまったく隙がない。絶対寄らなきゃダメな店です。
それとね、一刀斎、小松と並んで山梨で大事に思っているお店が富士吉田の、
「糸力」
日本酒が充実している居酒屋さんです。カレーが名物です。
今から20年ほど前。とあるきっかけで糸井重里さんがお店に寄って、カレーを持ち帰ったんですって。それで、あまりにおいしくて、あまりに好みで困り果てて。たちまち業界中が糸力詣に、というころがありました。わかるなあ、その気持ち。
そう、わかるんです。だからボクも通っています。なんかいつも悪いなあ、という気分もあるんだよね。カレーだけ食べて帰るの。飲み屋さんなんだしさ。客単下げちゃてるわけだし。でもやあしい対象は嫌な顔一つせず、夜でもカレーだけのお客さんを歓迎してくれます。
この日は夕方。どうにもうまいこと夕方の口開けの時間17時半にぴったりたどり着く時間帯に御殿場でハッと気がついて。さっさとクルマを富士吉田にむけました。
さて一番乗りか、と思いきや、同じくカレー目当てらしい若い男女の二人連れ。ナンバーを見れば長野ナンバー。そうかいそうかい。あんたがたも対象のカレーを目指して遠くからやってきたんだねえ。
カウンターに腰掛けて、じっくりとメニューを吟味して。
さて。
「マトンカレー」
ください。
糸力のカレーはとても好きなんです。
まずボクの好きなジャンル。「日本人シェフが作るインド風カレー」であること。インド風、と言いましたが「日本人の解釈によるインドの作法を使ったカレー」と言い換えることもできると思います。そういうのが好みなんですよね。
さ、やってきた。
まずサラダに驚きです。サラダきちんとしているんだよ。
綺麗な千切りキャベツ、少し入ったクレソンの青々しく香りいい風味。この強くて心地いい風味は地元産なんじゃないかしら。ドレッシングもお手製のオリジナル。これもいいです。なんというか、おまけのサラダでは決してない、きちんと作ったものです。いつも感心させられます。作り手の両親みたいなものを感じるなあ。
さて、カレーだ。
マトンカレー。これはね、本当にいい。きちんとスパイスが仕事をしているのが自らの体でわかる素晴らしいものなんですよ。
南アジアのマトンを使うスパイス煮込み料理とは違って、土台に甘みが感じられること、そしてそれを唐突に感じず、バランスを保って辛さと香りの融合があり、破綻がないというが素晴らしさ。ちょっと探してもこういう感じの味のバランスはあまりないのではないかなあ。まったくもって香りが心地よくて。いいねえ、うまいねえ。
口の中はそれほど辛くないのですが、毎度ながら発汗がすごい。それも全身べったり汗をかくのではなくて、頭のてっぺんからのみ、滝のように、まさに滝のように汗が流れる。この不思議。いつでもそうなんですよ。「効いている」感がものすごい。今効いてるんだ、お腹ん中のここら辺で効いてるんだ、という感じが強くします。
付け合わせの福神漬けとタマネギ漬けもマスターのオリジナル。特にタマネギ漬けの漬かり具合がよくて美味しくて、きまり悪くなるほど食べてしまうので少し困るんですよね。
さらさらで粘度低いカレーソースが本当においしくて、ペースをつかめないまま夢中で食べていたらごはんを少々残したままカレーソースがなくなってしまいました。しかしこの頼もしい漬け物二種に助けてもらえるわけですよ。まったく助かるなあ
そして、あまりに美味しくて、それなりに明日また来るには遠くにあるお店なわけで、もう覚悟を決めてもう一食、別の種類を食べてしまおうかと心を決めた時、ふとカウンターの柱を見ると持ち帰りの冷凍カレーがあるという張り紙。ああ、事無きを得ることができました。危なかったなあ。
そいういわけで、いま食べたばかりで感激冷めやらぬマトンカレーと、マスターの自信作のマドラスカレーを購入。お会計で15~1600円でした。いや、いや、食事とおみやげ両方で。ええっ!にわかには信じられず二度聞してしまったよ。持ち帰りカレー、思い直して全種2人前ずつ!など思いましたが、今回はお上品にいこう、と心を落ち着かせます。
ごちそうさまをしてクルマに戻るとマスターが表にいらっしゃった。
思わず駆け寄り感激を伝えます。
マスター、いつもお忙しそうで今までお声かけるタイミングがなかったんだよね。
しばらく店先で四方山話を楽しみました。
すべてのカレーのベース調味料は醤油であること、塩は一切使わないこと、カレーミュージアムでの出店当時のこと、少し前に糸井重里さんと横尾忠則さんが来た事、いろいろな話をうかがった楽しい時間でした。
20年ほど前、と大将がおっしゃっていましたが、富士吉田のシブい和風の飲み屋さんでこのカレーに出会ってしまった糸井重里さんの驚きと興奮は共感できるねえ。とてもよくわかる。
そりゃあなんとしても全国の人に伝えたくなるだろうねえ。
ボクも伝えねば、と強く思うんです。
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