画像: カレーですよ4310(横浜都筑 東山田 インド家庭料理ラニ)新生ラニ。

カレーですよ4310(横浜都筑 東山田 インド家庭料理ラニ)新生ラニ。

自分がバタバタしてたってのもありますが、開店してすぐのお店はなんとなく申し訳なくてしばらくしてから行ったりします。
カレーですよ。
そうやってペンディングになってる訪問予定のお店、けっこうありましてちょいと反省しているところです。
その中でも早く行きたいなあ、と思いつつまだだったここ、横浜都筑、東山田の「ラニ」。
新生ラニに初訪問です。
店主のハリオムさん、信頼のできるいい男です。前の店の時に何度かおじゃましたりインタビュー、取材をお願いして快諾頂いたりとそんなおつきあいをしていました。店の移転を聞いてから次はどんなお店にするのだろう、と楽しみにしていました。
ハリオムさんのところは正しく北インド料理のレストランで、最近ではインドの人がきちんとやっている北インドスタイルのレストランでいいお店を探すのが少し難しくなっている感がありました。なのでハリオムさんのところ、ラニがあるというのは心強かった。
そして今回の移転。
前の場所よりもう少し住宅街という感じの場所に洒落た雰囲気で新しいラニがありました。
あっ!看板。
気がつく人は気がついたはずです。インド料理ラニ、ではなくなっているんですよ。
「インド家庭料理ラニ」
ありゃ~こう来たか。そうか、北インドの家庭料理の店というわけかあ。こりゃあやられたな。さすがハリオムさん。参りました。これは求めていてなかなか簡単に口に入らなかったジャンルです。こらはいいなあ。こりゃまいったなあ。
北インド料理、ご存知の通りムガル料理やパンジャーブ料理はどちらかというとレストランスタイルの、誤解を恐れずに言えば西洋的な部分も併せ持つわりと「ごちそう」の部類に入る料理だと思っています。日本ではインドレストランといえばこれらの料理が中心に提供されています。
でもね。
バターやクリーム、お肉もたっぷりの豪勢な料理ばっかり食べてるのかなあ。そんなだったらみんなものすごく太るだろうし体に悪そうだし。そもそもそういうレストランのコックさんたち、まかないで毎日あんなにこってりしたものを食べているんだろうか?なんかからだこわしちゃうぞ、とか思ってたんですよね。それで例えばデリーの、北インドの都市部のお母さんたちは何を作って食べてるのかな、なんてことを考えたりそういうお宅におじゃまして料理をご馳走になったりしたこともありました。やっぱりバターチキンばっかり作ってはいませんでした(笑)
しかしそういう料理はなかなかお店では出てこないんですね。なんでかな。思うにインド人コックさんの気質だと思うんですよね。彼らはプロフェッショナルだし、大変に誇り高い。それと分業の意識が強い。なぜオベロイグランドでメインシェフをやっていた私がストリートフードを作らなければならないのか?私はタンドール専門だ。家庭料理など作るわけにはいかない。そういう人が多かった。昔は、です。
日本にインドの人が増えて、時間も長く経って、インドから働きにくるコックさんたちも情報を持っているし日本を知っています。そうやって色々なことが少しづつ変わって来て今があるのかな。
ハリオムさんは日本が長いですから。やりたいこととやるべきことをちゃんと知っています。嬉しい店ができました。
坂道の階段の脇にある一軒家が新生ラニです。扉を開けるとハリオムさんがニコニコと迎えてくれました。
店内は白基調の天井の高いホールです。海の色のような青が差し色に使われていてさわやかな印象。クロスとランチョンマットの色使いも秀逸で洒落ているねえ。モダンな感じの中にインドらしさがあるのがいい快適なホールです。センス、いいなあ。
店内はごくコンパクトです。テーブル4つで12席。と思ったら、なんと2階にも席がありました。ハリオムさんに手招きされて2階に案内してもらいました。てっきり2階は住居かと思い込んでいたよ。一軒家を丸ごとお店にしたんだねえ。
階段を上がると二つある部屋の中にそれぞれ6人座れるテーブルが。パーティーにもよさそうだね。以前の店で行われていた料理教室もここで開催されるとのこと。なるほどなるほど、あの料理教室は人気で待ちわびている人も多いと聞きます。
一軒家を丸ごと、というここラニはまるでインドの友人のおうちに料理をご馳走になりにきたような楽しい感覚、居心地がいいんです。
さて、注文だ。
おっ、シャーヒパニールカレーなんてあるのね。ではそれと、バトゥーラ、ハーフライスを注文しましょう。シャーヒパニールなんて珍しいものがメニューにあるとやはり頼みたくなるよね。
オーナーシェフのハリオムさんが作るカレーはいつでもうつわにたっぷりなのです。それが変わってないのがなんだか嬉しい。
うつわ、お皿のセンスもいいよねえ。カトリとターリ盆を使わないスタイルは前の店から引き継がれているんです。これがなんというか、お店の格のようなものを感じさせます。
もちろん何を使えばいいって話じゃなく、センス含めでね。
シャーヒパニールはチキンバターカレーのソースを使った野菜たっぷりのカッテージチーズカレー。ピーマンの苦味、マッシュルームの香り、レンコンの歯ごたえと、口の中にお楽しみが次々とやってくる。お腹にもたれず舌も重たくならないバターチキンソースがまったくもって素晴らしいんですよ。
そう、あんなこと言ったのにバターチキンじゃない、そう思ったでしょ。違うんだよね。レストランスタイルの、古いスタイルのムグライ料理とは違うんですよ。お腹にキツくない。
うん、これがハリオムさんの北インドの料理だよ!前の店でもそうだったけど、よりシェイプされた感があります。すごいなどうも。うれしくなってしまいます。
タンドールを置かなくなったので、パンはバトゥラを注文。揚げパンです。
それとハーフでごはん。前の店からポーションのサイズ見直しをしたようでこれなら一人のお客さんでも頼みやすいんじゃないかな。工夫がありますね。
ハリオムさん、マサラポテトをご馳走してくれました。
ニンジンの甘みとしんなりしたポテトが具合よくマサラと馴染む良いお味。香りよく、きちんと汗をかかされる辛さもあって心地よいなあ。チャイもいただいてしまったよ。
すこしハリオムさんとおしゃべりすることもできました。
この店の立地の関係でタンドールを置けない環境であること。そうか、住宅街だものね。それと家庭料理にシフトしたことによってナーンはメニューから落としたのだそう。その代わりに焼き物はタンドールよりも手がかかるタワで調理するものにシフト。タワはインドの平らなフライパンこのとです。
タンドリーチキンがタワチキンに置き換えられたわけですね。丁寧な仕事は昔と変わらずです。おなじくパン類はチャパティとバトゥラになりました。
メニュー刷新とポーションサイズなどの調整も行なって、女性のお客さんにも優しいチョイスができるようになったのだそう。なるほどねえ。当たり前だけどただ場所を移っただけではないのですね。
変わらないのはハリオムさんの心優しい対応と料理の腕前。それは変わってしまうのは困ります。
良い移転、リニューアルでホッとしたなあ。
あ、イケメンの息子さんが手伝ってて、おお!と思いましたよ。
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