画像: カレーですよ4292(千歳船橋 カルパシ)噂以上の力量への驚き。

カレーですよ4292(千歳船橋 カルパシ)噂以上の力量への驚き。

ちょっと課外活動などしておりまして。
いや、課外じゃないけどね、カレーだから。カレーだよ。
カレーですよ。
シャンカール野口はみなさんご存知、「元」東京カリ~番長メンバーにして東京スパ、、、割愛。
里井真由美さん、小谷あゆみさん。二人とも食べあるキングの仲間。
里井さんは1級フードアナリストにしてタレントさん。ミラノ万博では農水省、経産省の大臣より日本館のオフィシャルサポーターを任命さ、、、割愛。
小谷さんはフリーアナウンサーにしてエッセイスト。NHKのハートネットTV介護百人一首で毒蝮三太夫さんと番組を持って割愛。(前の記事を見ればはしょってないの読めるよ~)
そこになぜかボクが入り4人で定期的に東京のカレー、スパイス料理のすげーレストランを巡っています。この日はindian canteen ami に行こうとするもうっかり定休日!そんなこんなで急遽ピキヌーヘ。ピキヌーは何食べても外れないし、ここだけの味だしでみんな大満足。
そして。
色々ありましたが、電車で千歳船橋に移動。こちらは予約を抜かりなくして置いたお店。
「カルパシ」
腕のある若いシェフのお店で、いろいろとんでもない店だと聞いていました。曰く、南アジアの料理コースがすごい。曰く、どこの国のものも作り分ける。曰く、まったくハズレがない、おかしい。等々。うーん、なんかすげーなあ。行ってみたいなあ。そう思ってたんですけどね。
ボク、行列と予約が苦手なダメ人間なんです。
むかし家族親類で寿司屋に行ったんですが、並んでました。親のおごりってのもわかってたんですが、小さな姪とか妹夫婦とかもいたんですが。10分でキレて吉牛に行って帰りました。そんな男です。レストランに並ぶことをどうしてもナンセンスに感じてしまうダメな人なんです。
現代の、特別ではない普通の食事が予約ではないと店に入れないということについても同じく思っています。いやね、店の手間や確実性やらなにやらを考えればとてもいいとは思うんですが、僕は結構です!
そうやって意地を張ってはや20数年。でもね、予約とか人がしてくれるんならそりゃあ乗っかります(笑)そうやってやってきたカルパシ。お店に着きました。とてもシックな外観です。インテリアも素敵な感じでアジア料理のレストラン風には見えません。いいね、大人っぽい雰囲気。
さて、お願いをしておいた
「ディナーコース」
この晩は北インドのくくりなのだそうです。
そう、カルパシはなんだかすごい。インドの南北を作り分け、スリランカもネパールも作り分けちゃう。それでコース仕立てにしてその上モダンな要素も入れてくるっていうじゃないですか。そんなもん楽しみに決まってます。
最近「きちんとした」北インドの料理を食べてみたいと思っていたので嬉しかったんだよね。南インドだネパールスリランカだと言ってますが、ここまで日本人がお世話になってきた「日本での北インド料理」そいつに敬意を払わねばいけない時期がきている気がしています。見直さないと、北インド料理。北インド料理という言い方もざっくりなものなんだけどね。そういうところから含めてね。
おっとっと、閑話休題。
今日は楽しい仲間と一緒ですから変な風に考え込まないでうまいもんを目一杯楽しまないと。クラフトビールが充実していてこういうところも洒落ています。メキシコのいいやつに出会えましたよ。
料理、きました。まずはスターターのお肉の小プレート。
ビンディマサラとマライチキンティッカです。
マライティッカはマリネードの深さもちょうど良くておつまみにピタリとくる味付け。それでね、とにかく食感が素晴らしいんだよね。低音での調理なのか、それとも寝かせてこうなるのか、ティッカなので当然鶏肉の原型を留めながら食感はまるでハムのようでインパクト大、いやいや素晴らしかった。とっても美味しいんです。
ビンディマサラは味噌状のマサラがからめてありこれまた良いお味。オクラ自体の粘りがあまりない仕上がりなのがボク的には具合よい。いいなあ。あ、ビールが進む、進むぞ。
ちょいと胃袋が開いてきたところでターリが登場です。
いやいや、4人ぶんのターリ、壮観ですな。
ターリはインドの定食。日本の定食の構成と良く似ていますよ。乗っているのは3種のカレーにダール(豆煮込み汁)、サブジ(蒸し煮、ないし蒸し炒め料理)、アチャール(漬物)にパッパル(豆せんべい)、ライタ(野菜入りヨーグルト)とパンジャーブなどのターリの基本に忠実なもの。ボクら日本人にも馴染みある種類でしょ。
が、しかし。
その内容は鬼気迫るもの、とでも言いましょうか、よくあるインドレストランのそれではまったくないわけです。すごかったぞこのターリ。
ダールはムング、ウラド、レンティルの3種ミックスビーンにふきのとうを合わせてあって、春の苦味と青い香りにうっとりさせられます。いきなりノックアウトされます。すごくいいしこういうの初めてだ。
アルパラクはほうれん草のカレー。サーグではなくちゃんとパラクの表記でほうれん草カレーです。メニューにサーグとよくインド料理屋さんで書いてありますが、ちゃんとからし菜を使ってるお店はそんなに多くないんです。うまくチャンクで残っていて、聞けば半量をペーストに、半量はチャンクで残すためにペーストにせず入れるという手間をかけてあるんですって。うれしい。ペーストのパラック苦手でチャンクタイプが好きなもので。ジャガイモも良い食感の仕上がりで大変においしいひと皿。
メティマトンキーマ、これにはまいってしまったなあ。本当にいい。うまい。うますぎでした!メティの香りが大変心地よく、それとマトンとのコンビネーションが実に絶妙に決まっています。粒の大きい挽肉の食感、味、香り、とどこを取っても好みの味。これはごはんもいいけど野菜とともにサンドイッチに仕立ててみたいなあ。ナーンでいいけど美味しいイギリスパンでサンドしたらサイコーだと思いましたよ。
パンジャビチキンはトマトとカシューナッツで仕立てられています。名前や色からは思わなかった軽やかさと繊細さがあるのに驚き。へええ、こんな風に仕上げられるんだねえ。新鮮だなあ。
ボクらがカレーとくくるのはこの4種。どれもすごいものでした。ちょっとまいったねこれは。
サブジはかぼちゃのサブジです。
甘じょっぱい味は甘み要素を控えたカレーの数々にに足してやるのに実に具合いいんですよね。絶対混ぜてやったほうがいい。
ライタもダヒではないわけで、なのでただヨーグルトを出すのではなく、少なからず調味調理がないとね。そこもちゃんとしています。これもセンスいい。
それとパイナップルアチャール。これがまたいい。美味しいんですよ。これもパイナップルだから甘くてさ。カレーに混ぜるといい。あっと!これはあれか、計画犯罪か。カレーの方の甘さ要素をあえて控えてサイドメニューを混ぜることでスプーン(手食でもいいぞ。周りはみんなヒクと思うけど)とまらない、と。うーん、すごいよおいしいよ。
アチャールとライタ。一見添え物と思うかも知れないけれどその二つが美味しいかそうではないかというのはそのお店の素養、土台を表すものだと思っているんですよね。あとサラダの真面目さ。そしてどちらも美味しいのですよ、ここのは。
さらに追い討ちをかけるように長粒米、バスマティライスがきちんと良い、美味しいのも特筆です。個性ある香りは殺されておらず、しかしクセと呼ぶほど強くなく抑えられているのが上品で、食べるたび驚きがあるのです。なんだったらカレーはなし、アチャール、ライタをライスに混ぜて食べたっていいくらい。実際やったんだけどね(笑)嬉しくなるほど旨いいカードライスになっちゃったよ。
うーん、これいい。これならカレーなしのカードライスでもオーケー。なんだかものすごいターリだったなあ。うーん、うーん。
そして、まだ完成、完了じゃないんだよね。最後の驚きが待っていました。
デザートのジェラート。これがまたね。まいったよ。
大葉、クレソン、セリを使っているんです。素材のチョイスからして驚くべきものだと思いませんか。実際の完成度が非常に、いや、異常に高い、高いです。ミントにも通じる爽やかさに着地させているんです。なんという不思議。なんという技。なぜこんなことができるのかわからないよ。
この舌と腕を持つ男がこのカルパシという店ををやっているわけですよ。
ものすごい店だ。こんなにいい店だったのか。
さっきも書きましたがボクはどうにも予約と行列が苦手で、その評判は知ってはいたのだけど浅草時代の早朝の予約札を手に入れるスタイルなどにチャレンジする根性もなく、あえなく行かずじまいに終わっていたんです。なんちゅうもったいないことをしていたことか。それをこの晩知りました。
そしてカルパシはカレーマニアに向けての発信以上に地元の良い店として近隣の人に受け入れられてゆくのであろうねえ、と感じさせるポテンシャルをも垣間見てしまいました。うん、快適なんですよ。気遣いがあって心地よくて。
「ごはん足りてますか?お持ちしますか」って聞いてくれたり、料理のことを丁寧に説明してくれたり。とにかく心地いい。一緒に来たみんなも楽しそう、居心地良さそうにしています。うーん、早くに来なかったことを心から後悔しています。
いやね、お恥ずかしい話で、ご店主、ボクのこと知っててくれました。しかも「予約とか苦手っておっしゃってたからはぴいさんはきっとうちには来てくれないんだろうなあ、と思っていました(笑)」っておい、バレてるじゃんか!!(笑)
もう一度早々にうかがって心ある店主に改めてお詫びを差し上げねばいけないね、これは。
そういう気持ちにさせてくれるすごいポテンシャルを持ったお店でした。
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