画像: 「富山・アートなとやま旅 富山県美術館」

「富山・アートなとやま旅 富山県美術館」

富山市にあった「富山県立近代美術館」を閉館し、新しい美術館を建設している富山。
特に注目すべき点はアートだけでなく「デザイン」を見せる展示に軸を置いているというところです。
実際にオープンするのは今年2017年の8月なのですが、一部レストランなどは先日の3月25日に開業しました。
私たちが内覧でお邪魔した際には絶賛工事中。
工事の皆さん、おつかれさまです!
なんと、この美術館のデザインを手がけたのが「内藤廣建築設計事務所」。
あのグラントワ(島根県益田市)とおんなじ内藤さんなんですよ!(嬉)
過去記事:石見ツアー 益田 島根県芸術文化センター グラントワ
グラントワは本当に島根の宝なのでもうちょっと有名になってもいいんだけど...。
今回の富山県美術館を見ていても、あーグラントワに似てる!って思うところもいくつかありましたよ。
アルミ大国である富山の特色を生かし、木とアルミを生かしたデザインになっています。
なんと総工費は85億。しかし今までのような展示だけをする美術館ではなく、遊んだり学んだり、全ての基点となるような人が集えるスポットとなる施設でした。
中央廊下。
氷見の里山杉を使い、細いラインの連続で作り上げた廊下。
奥に吸音材が仕込んであり、ここのポイントに来ると静寂が訪れる仕組み。
良く見ると全ての杉に面取りがされており木のぬくもりに加えて全体的に柔らかな演出。
天井も同様です。
これに合わせ、アルミ部分もなだらかな面取りが施されています。
階段の美しさにも目を奪われてしまいました。
階段そのものは木のつなぎ目で中央に絨毯が敷かれているようなライン。
きわめて支えが細くて...、重力どこ行ったんだ?
この階段のスペース、天井はRがかかっておりました。
階段をあがったところにはさび鉄板を使った張り出し。
ここ、実は展示室となっていて、半分くらい宙に浮いている。
またもや地球のGが崩壊している。設計ってすごいなー
さび鉄板は、一番いいところの色まで錆びさせて、それ以上に錆びないようにさび止めしてるものらしいです。
大きな窓のパノラマからは富岩(ふがん)運河と親水公園が見えます。
天気がいいと立山連峰も一望です。
五感を使って体感するデザインやアートの仕組みが色々です。
特にチームラボが担当した、富山県近代美術館時代のポスターをタッチパネルで見られる80インチ5枚にわたる展示はなかなか現代的で面白い。
また椅子の展示などの過去の美術館の蓄積をきちんと展示したり、創作スペースがあったりと、複合的な施設となっているところは老若男女が楽しめそう。
まだオープンされていない場所も沢山あったので、色んな仕掛けがいっぱいありそうです。
1階にあるTADギャラリー。
美術館を作る過程をまとめているスペースなのですが、建物が建ってしまってすでに見えなくなった鉄骨模型などまで展示。全てを公開していることへの評価はもちろんですが、手がけた人たちがいかにこの美術館に心血を注いだかわかりますね。
設計図も公開し、
壁にはデザイナーたちの言葉が色分けされています。耳なし芳一になった気分ですけど。
模型あれこれ。
建物ってこうやってできていくんだなぁあ。
それにしてもすごい方々が関わっています、この美術館。
そのあたりもTADギャラリーで確認できますよ。
間違いなく富山の宝になるねここも。
建築=内藤廣氏、
ロゴデザイン=永井一正氏、
屋上遊具デザイン=佐藤卓氏、
ホール椅子デザイン=川上元美氏、
プロムナードデザイン=南雲勝志氏、
彫刻=三沢厚彦氏、
ユニフォームデザイン=三宅一生氏。
男性ばかりでしたね。
富山県美術館は2017年8月26日(土)正式開業です。
北陸はアートな街がある、っていうイメージが出来そうですね。
そしてこの美術館は富山の人の誇りになるでしょうね。
つづく
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