画像: 登利平(東松山)

登利平(東松山)

担当番組「秘密のケンミンSHOW」でも取り上げられ、
いま話題の群馬ケンミン熱愛の弁当「登利平」の鳥めし。
オンエアを見て食べたくなり、
さらに、食べたことある番組スタッフの熱弁を聞いて、
無性に食べたくなる。
「あれは都内では買えないの?」
「地元でしか買えないんですよ」
食べたいものは何とかして食べたい。
手に入らないものこそ、今どうにかして手に入れたい(笑)。
その日の19時半、検索してみると埼玉県東松山のショッピングモール「ピオニウォーク」に、登利平の支店があり、そこが都内から一番近い。
電話し、在庫があるか、取り置き可能か、確かめる。
21時半までに着ければ大丈夫だという。高速で2時間あれば行けそうだ。松と竹、チキンかつの、三種を取り置きしておいてもらう。
行き先をカーナビに入れ、霞ヶ関から高速で向かう。が、金曜の夜、首都高がかなりの渋滞、なかなか流れない。カーナビ到着予想は21:30を示し、焦る。諦めようかと悩むがとりあえず向かう。
美女木を越え、大泉から関越に入ると流れ始め、カーナビの到着予想は21:25に変わる。間に合いそう。埼玉県入り。
川越を過ぎ、鶴ヶ島で高速を降りると、かなり田舎であたりは真っ暗。
やや不安になるも、急に巨大ショッピングモール、ピオニウォークの大きな看板と駐車場が現れる。
時計は21:28、入るとだだっ広い駐車場はガラガラ。
慌ててクルマを停め、中に入るも、閑散として人は誰もいないわ、閉まってる店もあってうす暗いわで、めちゃ不安に。
巨大なショッピングモールで、どこへ行けば良いのかさっぱりわからない。
2時間かけてここまで来て、登利平の弁当を買えないの?泣きそうになる。
登利平に電話すると、
「もうゴハンがないので閉店なんです」
「いや、取り置きしてもらっていて、東京から買いに来たんです」
時間でシャッターが閉まってしまったので非常口から入るよう言われる。
なんとか入れ、買えた。
しかし、先ほどの非常口に行くと、ロックされていて、
こちらから駐車場には出れない。困った。
登利平に戻り、事情を話すと、そのルートからはこの時間になると戻れず、
一度モールの外に出て、再度、車道から駐車場への道を入って行くしか方法がないという。
「駐車場はどのエリアの何番?」と聞かれたが、
慌てて降りて来たので、エリアも番号もわからない。
初めて来た知らない場所、1人で辿りつける自信がない。
登利平の女性店員さんはやさしく、泣きそうな僕と一緒に、
外に出て駐車場に上がる車道を歩き、5分以上かけて、駐車場へ案内してくれた。
しかし、駐車場はいくつものエリアと階があり、
何階かも覚えてない僕のために、全てをめぐることに。申し訳ない。
でも、1人は不安なので、つきあってもらう。
遠くに白いそれらしきクルマ。キーのリモコンかざし解除に挑む。
ハザード光らず。あれじゃない。ここじゃない。エリアを移動し、
三度目、ついに遠くで、ハザードが光った。
「あれです!ありました」
「良かったですー」
静かな駐車場に、我々の声が響いた。
なんとかクルマを見つけ、安心したらお腹がすいた。
が、ここは東松山。
「焼き鳥と言いながら豚」で有名な街。弁当を我慢し、
東松山の焼き鳥を検索。駅前はほぼ21時に閉店ななか、一軒だけ「串串亭」が1時までやってる。しかも駐車場完備。
寄る。名物のカシラやモツ煮、豚軟骨などをノンアルビールでいただく。東松山の特徴は、辛味噌。これをヘラでべっとり塗ると、辛美味くなる。
なるほど。東松山の焼き鳥という名の焼きとんを堪能、シメの登利平の胃袋を残し、帰路についた。
0時すぎ、家に着く。
ついに登利平の包み紙を、まるで宝箱を開けるように、丁寧にほどく。
往復の移動距離160km。思いたってから5時間。
何とか手に入れ、口にした登利平の鳥めしの、何とまあ美味いこと。
テレビで見た通り、薄くスライスされた鶏のもも肉と胸肉は、いずれも柔らかく、
タレは甘辛く、タレの染みたゴハンが進む。
こんなにシンプルで美味い弁当が世の中にあったのか。
以前、勝俣邦和さんも言っていた。
待ち時間も、その料理のスパイスだと。
わざわざ埼玉の奥まで買いに行った、その苦労と時間が、
登利平の鳥めしを、さらに美味くさせた。
鶏肉一枚一枚の味が、口の中でじわじわ広がり舌に染み入る。
行楽のお供にオススメ。

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