画像: カレーですよ2429(大久保 魯珈)驚きの南インド+台湾のミクスチャー。

カレーですよ2429(大久保 魯珈)驚きの南インド+台湾のミクスチャー。

実はちょっと期待していたお店なんですよ。
その期待を大きく超える楽しくて良いお店でした。
カレーですよ。
カレー業界、いろいろな流れ、動きがあります。変遷もあれば突然異変もトレンドも。10年以上眺めていて思う変化がインド料理至上主義というものの緩やかな解放、でしょうか。
昔はカレー業界、やっぱりインド料理を極めた人がえらい、すごい、一番だ、という風潮があった気がします。当然ルーツですし必ず触れねばならないジャンル、スタイルな訳です。逆にそこらへんに立つ方達はカレーではない、というスタンスを持つ方も多かった。ただそれは当たり前ですが基本を極めれば終わりという話ではありません。インドは広く、そして地域と民族と宗教が複雑に絡まりあって形を成しています。奥深く、分け入り先に進むほどに疑問も出れば面白さも増していきます。
そんな中でカレーという限定的な話ではなく、料理、レストラン業界の話でフュージョンというキーワードがあります。創作料理という言葉を悪い意味で捉える時代がありました。中途半端などっちつかずの場当たり料理、と当時のボクは認識していました。時は流れてたくさんの変化があって。当時輝かしいポジションを得た専門家のトップの方々は変わらずにその道を着々と極めており、しかし、その許容の範囲を増やしていらっしゃり、なるほど、本当のプロの見識というのはすばらしいものだ、と感じ入ったりしています。
さて。
大久保におもしろい店ができた、と聞きました。
アウトラインを聞いて、大変にわくわくしました。いわく「カレーと魯肉飯を出す店」「それを合い盛りにできる」「店主は女性でエリックサウス、それと?鬚張魯肉飯での勤務経験がある」もうね、こりゃあ絶対おもしろい。いいに決まってる。そう思っていました。
実は新店には腰の重いボクなんですが(反省)ここはさっさと行ってみたい。そうやってやってきた、大久保駅裏のあの大好きな通り。
「魯珈(ろか)」
という名前のカレーと魯肉飯がメニューに並ぶお店です。
こぢんまりしたカウンターだけのお店でモダンなインテリアのセンス。これもまたいいな。なんて思っていると、行くなり店主の斎藤さんに「はぴいさんですよね?!」と名指しされてしまった(笑)初顔合わせです。恐縮の至りです。おもわずはずかしくてカウンターで縮こまります。
そうだ、?鬚張魯肉飯、しってます?台湾に行ったことのある人や渋谷や六本木で見たことがある人、覚えてるんじゃないかな。?鬚張魯肉飯は台湾発祥の1960年代から続く老舗の魯肉飯専門屋台。二代目に代替わりしてからモダンな経営スタイルに変わりISO取得、チェーンシステムを導入、94年から02年までは日本にもチェーン展開をしていました。とにかくあのおしい魯肉飯を日本にいながらファストフードスタイルで食べられたのは本当にうれしかったよなあ。
さて!
もう14時になろうかという時間帯、まだまだ店内は満員です。
「魯珈プレート」
を頼みました。
「魯珈プレート」は噂に聞いた南インドスタイルのカレーと台湾名物の魯肉飯を合い掛けで楽しむことができるスペシャルなひと皿。
カレーは今日のスペシャルメイドのラムキーマに。それと魯肉飯のコンビネーションプレートです。
さて、このラムキーマがうまい。えらいうまう。粗挽き、粒の大きなゴリっと食感嬉しいラムキーマ、香りの粒々感を嗅ぎとれるようなエッヂの効いたスパイス使いです。うわっという気分でうれしくなります。そこにえっ!と驚きの山椒使い。うむむ、こうくるか。なんとおもしろい。強すぎず悪目立ちせずのよい仕事をする山椒に感心してしまいます。寸止めの仕事ができる店主に感心してしまいます。とてもおいしいなあ。
魯肉飯は、嫌味のない甘さが嬉しい仕上がりでこれまた大変な美味しさ。後を引く味です。魯肉飯は台湾で食べましたがお店によってそれなりに味の幅があって、どこのお店もおいしいんですけどなにか自分の好きな味を探す、という楽しみがあるなあ、と思うんですよね。ここのは好み。そして中盤、混ぜ食べて行くと五香粉とマスタードオイルの香りの融合を感じ、これが本当に面白いんです。どうやら魯肉飯につきもののあの高菜漬け。あれのアレンジにマスタードオイルを使っているらしいんですよ。これはおもしろい。この癖はクセになる。いいぞ、いいぞ。斎藤さんに聞くと、マスタードオイルが意外やカレーマニアではない層に受け入れられているという事実。おや、おもしろいな。結構クセがあって好き嫌い分かれるんだけどな。でも、バランスがいいもんな、納得です。
で、やっちゃうわけです。南インドスタイルのカレーと台湾名物の魯肉飯をまぜちゃうわけです。そして驚異のマッチングにおいしすぎて動けなくなるという事態。
酸味(タマネギアチャール)甘味(魯肉)辛さと香り(ラムキーマ)、その融合。これはすごい体験です。良い意味で油が強め(スタイルとしてこれで正しい)のラムキーマの粗挽きの粒々感と切れ味あるスパイスの香り中に同じくらいのサイズの魯肉の甘い肉が混じり、香りと味に振り回されるその幅が大きくなって、これはもう、めくるめく体験。
つまりこれ、南アジアと中央アジアのキーマの出会いですね。そういうわけです。素晴らしい。素晴らしいなあ。待っていたスタイルの店ができたなあ、という感が強くあります。
違う国、違うジャンルの料理をマッチングさせるセンスと腕前。こういうお店がほしかった。心からうれしい。
たくさんの人にこのおもしろさとおいしさを知ってもらえるといいな、と思います。
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
たべあるきオールスターズ「食べあるキング」に参加しています。
http://www.tabearuking.com
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
ご連絡、お問い合わせ、お仕事のご用命等は iizka3@gmail.com
(@を小文字にて)
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
2016/1/1、著書「カレーの本」が刊行されました。
カレーの本 (SAKURA・MOOK 69) / Amazonのリンク
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
活動内容等の各種Linkはこちら http://about.me/hapi3
Instagramはこちら。 https://www.instagram.com/hapi3/
Vineはこちら。7秒動画です。 https://vine.co/hapi3
tumblr 日々の事がまとまってます。http://hapi3.tumblr.com
Youtubeチャンネル。カレー中心。 http://www.youtube.com/user/iizka3
もうひとつのブログ 「いつもんログ」http://hapi3s.blogspot.jp/
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

rdsig.yahoo.co.jp

This article is a sponsored article by
''.