画像: 「RED U-35 2016 グランプリレッドエッグは井上和豊さん」

「RED U-35 2016 グランプリレッドエッグは井上和豊さん」

35歳以下の料理人ナンバーワンを決める大会、RED U-35の最終審査&結果発表セレモニーが都内で開催されました。
今年の大会では私も端くれとして参加させていただき、
微力ながら最終審査に進出した6名のうちのお一方、藤尾康浩シェフの応援団を務めさせていただきました。
過去記事:RED U-35 2016 La Cime(ラシーム)藤尾シェフを応援します
正直RED注目したのは今回が初めてだったので何もかもが初めてだったので興味深く、
授賞式までのレポートを残しておこうと思います。
REDとはそのまま「赤」という意味なのですが、
Ryorinin's Emerging Dream の略。
準グランプリがゴールドのメダルをもらえるのに対して、グランプリは赤いメダルが授与されるという、
私の常識からはちょっと違うのですが、金よりもさらに高いところにあるREDっていう意味なのかも
しれないですね。
輪島塗の杯。まさに日本の赤。
準グランプリ
グランプリに渡されるメダルと杯。
前日までに6名が参加する最終審査が行われています。
それぞれが同じ条件の中で1万円のコースを作って審査員にふるまうというお題。
審査員はこの顔ぶれで、誰も文句がないでしょうね!
審査員長は菊乃井の村田料理長です。
またそれに加え最後の最後にこの舞台で3分間のプレゼンを行い、それが最後に加味されるとのこと。
料理人でありかつまだ20代とか30代前半ですよ、プレゼンなんてしたことないでしょうね。
今回の授賞式は大盛況で日本橋三井ホール(コレド室町)に観客びっしりですよ、緊張するよねー。
でも料理人が個々のビジョンを自由に語れる時代にもなってきたなと思ったんですよね。
◆ザ・プリンス パークタワー東京 レストラン ブリーズヴェール(仏)
埼玉県出身
桂 有紀乃さん
彼女は自分で絵を描くらしく、抽象的だけれどとても美しい絵をバックに移しながら、落ち着いたしゃべりで会場に語りかけました。
彼女がプレゼンは一番上手だったかも。
絵を描くことも歌を歌うことも、料理をすることもすべて人を喜ばせられることだが、体内に直接作用させることができるのは料理だけだ、だから料理人を目指した。そんなことを話していたような。
◆菊乃井本店(和)
青森県出身
酒井 研野さん
今回最年少の26歳!若さあふれていてでもなんだかもどかしくて応援したくなる(笑)
今回私をREDに誘ってくれて、酒井さんの応援団をしていた白木あきこさんが私の隣ですんごい緊張してました。
この年齢ですでに出身県のことをきちんと考えているっていうのは地域活動する私としてはとてもうれしいし期待できました。
◆スーツァン レストラン 陳(中)
秋田県出身
井上 和豊さん
今回以前からお友達の肉マスター・田辺晋太郎さんが応援団していた井上さん。
今回の最年長、というかまだ35歳なんですがREDでは最後の挑戦となる彼ですが、しっかりとしたビジョンが見えている感じがしました。
この舞台で自分のことを「これから必要な料理人です」と言い切ったのはすごい度胸だし、日々の自信の表れなんだと思った。
◆老虎菜 本店(中)
和歌山県出身
服部 萌さん
私このお店知らないのですがとても美味しいお店らしいのですね。彼女のこと見てて行きたくなりました。
やはり女性らしい細やかさがあって、また負けず嫌いっぽくてまだまだ伸びそうな彼女。
でもちょっと緊張していたね。
◆菊乃井本店(和)
青森県出身
成田 陽平さん
同じ菊乃井の同僚の酒井さんとはなんと出身県も一緒。青森すごいぞ。
成田さんも青森への思いが強い。青森は、東京では結構ポピュラーだけど、関西に行った瞬間全然知らない、遠いっていうイメージの人が多くなる...、って前に話していた人がいる。それ聞いて東京での島根のポジションと共感した記憶があり、きっと彼もそういうところで自分の料理で青森を引き上げたい気持ちがあるんだろうなと感じた。
◆La Cime(仏)
大阪府出身
藤尾 康浩さん
28歳でスーシェフはやっぱりすごいな。と改めて。
彼は私に話していたことと全く同じことをプレゼンしました、彼だけがパワポで。
箱などにはあまりこだわっていなくて、様々なアートや芸術、活動の中の一つとしての料理、いろんなものが作用しあってひとつのアクションになっていくようなことを目指してるっていう話でしたね。
そしてその中で大事なのは人、っていう話も私が大阪でインタビューしていた時と全くおんなじことを話してました。ぶれてなくてよいよい。
視覚的なものを使ってプレゼンしたかったって。
思いを文字に入れてましたね。
この大会の仕掛け人、小山薫堂さん含め審査員の審査に関するトークセッションもあり、そこでどういう審査をしたのかなどがきちんと報告されました。
料理人から送られてきた436名分の論文とレシピ。まずはこれを審査員全員がすべてに目を通したとのこと。この時は今年から店名と名前を隠した状態にしたとのことでした。
公平性に気を付けながら、審査員の店から出た参加者に対してはその時だけ審査員が外れるという形を取ったという話がありました。
審査員も大変だ・・・、辞めたいだろうね(笑)436名分を読むって大変だもの!
しかし先人として皆さんからの言葉が大変優しく厳しい。
視野が広くて<日本の飲食>ということについてとても柔らかくそして鋭い。
審査員の皆様がとても素晴らしかった!
料理をする上での大事なキーワード、料理に関係なく生きていく上でとても大切なものばかりだった。
「責任」、「日の丸」、「料理は人を表す」、「研究」、「伝統と創作」、「自問自答」、「実現」、「働く」、「人」。
この後審査結果発表がありました。
岸朝子賞(女性料理人に与えられる)
桂さん。
準グランプリ
成田さん
グランプリ
井上さん
井上さんの受賞については、ダントツだったようです。
最終審査の安定感、8品がタイミングよく提供され、1万円であったらまた食べに行きたいと思える内容であったとのこと。
オリジナルと通常お店で出しているものが半分ずつ出されたようでした。
自分は四川だから赤なんだ、って言ってたから。メダル似合ってますね!
M-1みたいに一気に仕事が来るのかな~。おめでとうございます!
見ている限りではものすごく高いところでやってる審査で、まだ若い料理人がすごいレベルで頑張ったなって感じです。
今年は一般の観客もとても多くてものすごく盛大な式となりました。
藤尾さんは残念だったけど、もっと色んな経験して楽しく料理していってほしい。
これからも応援します。
皆さんお疲れ様でした!
そして審査員の皆様が一番おつかれさまでした!
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