今年の4月にオープンしたという、末広町の和食、妻恋坂 けい吾へ行ってきました。妻恋坂って、本当にそういう坂があるんですねー。由来が知りたいわ。このエリアにはぽつんぽつんと良いお店があり、繋がってはいないのですが静かな場所で大人の街な感じのエリアです。このお店の楽しさは季節感とか食材の選び方とかそういうことはもちろん、三部構成になっていることです。スタートは和食懐石、お次には天ぷら、そして最後にそばのシメがあること。天ぷらに使う海鮮は全て地下に置いてある生けすで活かしてあるということだし、そばも地下で挽いて打っているというこだわりよう。お客の目にはただ美しく盛られたお料理が出てくるだけなのだけれど、なんとも手の込んだ下準備がされていること!また、面白いワインが揃っているのも楽しいです。けい吾の料理に合わせソムリエがチョイスしたものなのですが、日本ワインからチリ、フランス、ドイツと。日本酒や焼酎も揃っていますが繊細な味わいの料理をぶどうと合わせるっていうのもまた楽しいですしね。一品目はすりながし。くわいを使い、ちょろぎが添えられていました。赤くないちょろぎ、そのまま食べるのは初めてで、根菜のほくっとした食感でした。くわいといい相性。ここで「納豆は大丈夫ですか?」と聞かれる。そして出てきたお刺身。滑らかすぎてわからない!納豆醤油でした。香りと軽い粘りがブリに絡みます。舞鶴のブリでした。かき玉にモロヘイヤ。モロヘイヤのとろみをそのまま生かす。原木椎茸には香箱ガニ詰め。外子のプチプチが。良く見たらこの椎茸直径相当大きいな・・・。春を感じる梅を飾り、菜の花ハマグリ、わかさぎ南蛮漬け、牡蠣の有馬煮、能登のもずく、きんかん、イシガレイ昆布締め。ここで目の前で火が燃え上がりました。缶の中には藁。わら焼きスモークです。なんでもその場で調理していく、どんなものもナマモノとして扱っているようです。出来上がってきたのは山形牛のわら焼きと京かぶと。ちょっとツリーを意識しているんですって^^肉が出たところでここからは第二部。天ぷらです。リセットということでセッティングも変更されます。ほほー。四万十のあおさを使ったしらうお。車エビ。なんとこれも生けすからの活け締めとのこと!予約入ったらさばくそうです、すごいね・・・。箸でばりっと割ってくださるんですけどその時の音がもうね・・・、じゅーわわぁぁぁと。インカのめざめにはさんだのは自家製からすみ。しょっぱくないです!卵の味そのまんまな感じ。しかしこれだけたくさんの天ぷらが出てきたらうれしい。そしていよいよ最後の段階へ。2種類のだしが用意されましたするとけい吾さんがシャッ、シャッとねぎを切り始めましたよ。空中切り!お客さん一人分ずつ切ります、切り置きはしませんとのこと。繊維を壊さないように。真空切り、が正しいお名前?まずは冷や麦。びっくりするくらいにコシがあるあるあるー!(;゚Д゚)そして十割そば。信じられないくらいに滑らかー!(;゚Д゚)食べている時、「ん?なーんか柚子の香りがするなー」って話してたんですけど、写真見て分かった。練り込まれていた。濃いそば湯を入れたらカフェラテみたいになりました。濃厚。最後に柿を使った白玉をいただきふわもち体験。ステキなお店でしたー。接待で使う方が多くまたリピーターも多いから口コミも全然ないし。(もったいない!)先日私のお知り合いも奥様のお誕生日に使われたみたいだし、奥様をもてなしたい時にぴったりのお店ですよ。あとプロポーズとかね!(店名もね)そうそう、これはたまたま試食させてもらった国産キャビア(ラッキーでした♪)真っ黒じゃないんだねー、へー。今後出して行きたいってお話あったので楽しみだなーと思いました♪---
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