「島根・雲南市 菅谷たたら山内と吉田町 鉄の歴史博物館」

さて広島方面へと近づきながら、もうひとつ島根のスポットへ立ち寄りました。
たたら製鉄が行われていた町、菅谷たたらです。
奥深い場所にあり、山の中に突然現れる集落です。
まさにもののけ姫の世界・・・
中国地方の山は真砂土(まさつち)で出来ていて、もろく崩れやすい地質です。
その中には良質の砂鉄が沢山含まれているのですが砂のように細かいので、
水で大量の砂を洗い流す中、比重の重い鉄を沈殿させてすくいました。
このやり方がかなり大胆。
砂の中には数%しか砂鉄が含まれていません。その鉄を取り出すためにどれだけの山を崩したことか。
よってその真砂土が流れ出た斐伊川は砂河川でありまた天井川(周辺地域の高さよりも川の底が高い)とも呼ばれます。
取り出された砂鉄は炭とともに炉にくべられます。
1400°Cまで温度をあげなければならないのですが炭では1200°Cまでしか上がりません。
よって送風することで温度を1400°Cに保ちました。
炉には沢山の管がつながれていて、その横には足踏み式のふいごがありました。
山内(さんない)の町は谷にあって、ちょうど風が吹き抜ける場所でもあったので、
たたらをするのに適していたということです。
高殿は今日本全国で、ここにしか存在しません。
鉄の神様である金屋神は近くの小さな祠にいらっしゃいます。
案内人はこの菅谷たたらの有名人、朝日さん。
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そしてこの地方のたたらを大きくしたのが田部(たなべ)家です。
吉田町にある家はとても立派で、色々と語り継がれる話が残ってます。
一度おうちの中に入れさせていただいたことがあるのですが・・・、すごすぎました。
客間に茶室に洋間に・・・。
田部家の蔵もずらりと並んでいます。
旧お医者さんのお宅が、今は「鉄の歴史博物館」になっていて、ここで観ることができる映画がすんごいカッコいいのでぜひ見てほしいです。
鉄を作るところまではこの出雲地方で担っていましたが、鍛冶は別だったようです。
なのでこの周辺には鍛冶の方がたくさんいるというわけではないのですよ。
来年初頭でしょうか、たたらの映画「たたら侍」が公開になるようなので、興味をお持ちの方はぜひ!吉田村や菅谷たたらを訪問してみてほしいです。
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