ここは津和野町。島根県のはしっこ、西側にある町で、もう山口県がすぐそこっていう場所にあります。「萩・津和野」と山口とセットにされることも多くて山口県だと思われていることも多いかもしれませんけど・・・津和野は島根県!鷺舞という神事も残っています。これって京都の祇園祭にもおんなじのがあるんですよね。こういうのが京都から伝わってきて今も継がれているって、どういう経緯なんだろうねー私の中では津和野ってきれいな街並み、山陰の小京都、鯉が泳ぐ街。そんなイメージが強かったのですが。このほど「日本遺産」に指定された津和野百景図を見て、改めて歴史的な街であったこと、城下町であったことを思い出しました。『津和野百景図』は津和野の昔を写実的に描いた絵本のこと。描かれたのは150年前の江戸時代終わり、幕末の時代。穏やかな津和野や人々が楽しそうにのんきに暮らしている姿が書かれています。全五巻の中に解説もセットになっているこの絵巻、今とほとんど変わらない津和野の景色や文化、人々の暮らしを見ることができます。しかも面白いことにその絵は、その角度からは見れるはずのない俯瞰などで描かれているということです。つまり頭の中にある風景を想像し直して残しているということなのです。書いたのは栗本里治。津和野のお殿様のお付きだったので、お殿様に同行しながら色々なシーンや歴史的な瞬間に立ち会っていたのです。4年の歳月をかけて描かれました。百景図を研究することによってまた新たな津和野を発見したり昔の文化を明らかに出来たりと、津和野にとって、また日本の幕末の歴史にとっても大事なものになりそうですね!それにしても今までどうして公開されなかったんだろう?と思ったら、亀井家(津和野のお殿様の子孫)に代々受け継がれてきたものだったらしい。市が管理することになり図録などで私たちの目にも触れることとなったようです。今では百景図を見ながら街をツアーしてもらえるコースなども作られています。歴史散歩できるのって楽しいですね!津和野には津和野百景図センターが出来たので、行った時はこちらに立ち寄ると色々と教えてもらえますよ!---そして津和野に行ったら絶対に立ち寄りたい、ここには行っとかないとな太鼓谷稲成神社。一度記事にしていますのでそちらもぜひ。ここは津和野城の鬼門に建てられた神社です。本殿と、元宮は行くと思うのですが、オススメは丸付けた小さなお宮です。特に命婦社は女性がお参りするといいですよ!あと、元宮から見る本殿。向かい合わせになっていて、しかも元宮はその先に津和野城を眺める方角に建っています。長い鳥居は今回私は行かず。くぐりながら歩くのはとてもいいですよ!以前の記事でご覧ください。---津和野川にかかる鉄板の橋。私子供のころ鉄板でケガしてから鉄板がトラウマなのですが(笑)この橋は風情あるなって思います。ここを渡ると先には森鴎外の家と西周の家がありますよ。森鴎外生家。そして津和野の源氏巻アイス(笑)甘かったですねー!源氏巻ってもともと甘いので、その甘さをしっかり表現したアイスでしたよ今回は源氏巻食べ比べもしました。源氏巻はそれこそ巻物のようになったカステラ生地とあんこの和菓子です。結構違うんだー!甘さのバランスがどのお店もそれぞれでした。にがーい緑茶が欲しくなりますね^^---
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