画像: カレーですよ2348(仙台泉 あちゃーる)骨太。

カレーですよ2348(仙台泉 あちゃーる)骨太。

朝おきて、なんとなく思い立ちました。
そうだ、えみさんのカレーちっとも食ってねえよな。森さんとこいってカレー食っておしゃべりしよう。急だけど、決めました。
例によって途中まではぶらぶら下道を使ってみるかな。一路仙台へ。
カレーですよ。
そんなことを急に思い立っちゃったんですよね。
ボクのカレー旅は基本クルマで下道。
だってさ、高速道路は便利で楽で目的地にスマートに到着出来るけれど、その途中。途中途中にきっと素晴らしいカレー屋さんがあるのじゃないかな。高速道路のインターチェンジとインターチェンジのあいだに素晴らしいお店があるんじゃないか、それをすっ飛ばしちまうのは損失どれだけになるか計り知れない。そう思うんですよね。
インターネット検索で事前にいろいろ調べてそこを高速道路でつないでピンポイントで流していくのもいいかもしれません。でもそれじゃあ本当の醍醐味みたいの薄れちまいます。自分の部屋からどれくらい時間を使うとこの場所にたどり着けるのかってのは、自分の中でもこだわりどころなのですよ。
高速道路はどうも生き物動物としての自分のスケールが狂ってしまっていかんな、と思っています。畏怖だとか感激だとかが薄まるのは好きではありません。
とはいえ仙台。そりゃあもうそれなりの距離でありまして、那須塩原辺りまでぶらぶらとやってきましたが、店の閉店時間逆算でそろそろ高速道路を使わねば間に合わない。さあ、ここからはちょいと急ぎ足。
そうやってたどり着いた仙台泉のレストラン、
「あちゃーる」
来るたびに、ああ、いい店だよなあ、と思います。
扉を開けるとボクをみて森さんがかたまってます(笑)そして徐々に顔がニヤニヤとくずれて来てえみさんを厨房から呼んで。うれしいなあ、ひさしぶりで。
さっそくおしゃべりが始まっちゃったんですが、いやいや、まずは注文せねば。3種類カレーが付くタール、
「サントゥスタ フヌ タァール」
に決めていました。(決めてたけど難しいこのメニュー名は忘れてました。)
あっと!あれ忘れてた。ここの店のスタイル。味見です。
この日は6種が用意されたカレーを小さな小分け皿に洒落た感じでスプーン一杯づつくらいが盛り付けられ、これをテイスティングして自分の注文のセットのカレーを選ぶわけです。こんなに七面倒くさい事を仙台の、それも住宅街の店でやるという破天荒さ。東京や大阪などの都市部でだってこんなことやらないし、これをどこかでやったら必ず仙台から「マネしやがって」の声が飛んでくるという楽しさ(笑)が、そんなスタイルは年を経て受け入れられ、でも受け入れられはすれどやっぱり括りは「変わった店」という受け入れられかたでなんとも森さんらしいなあ、と思うんです。
まああれです。ほめてるんです(笑)
こういう変わった店はなくちゃ困るしあったほうがいい。つんつるてんで真っ平らな世界なんてまっぴらごめんだね。
さて、タールがやってきました。
おやおや、やっぱり面白い。見てくれでもう面白いもの。この見てくれをおもしろいと思えるかそうじゃないか、みたいなものですでに勝負が始まっています(笑)だってほら、ワダ乗ってておかしいじゃん(後述/笑)
玉子のカレーとオムレツのカレー、アルタマを選びました。
あら、そういえば玉子が重なってるの気がつかなかったな。これもまた面白さなんですよね。頭で選ばずに味で選ぶから、好みかそうじゃないかの直感だけでのチョイスになって、別に卵料理2種類でも何の疑問もない。だって自分の舌が欲したわけですから。このシステムはけっこう凄まじいものだよなあ、と思います。迷うも考え込むもない。自分の舌の好きにすれば幸せになれる。何というよくできたやり方だろうか。そう思います。バカでも未経験でも幸せになれるのがこのやり方。いいじゃんそれ。
それでね、えみさんの料理はやっぱり凄みがあって全部ひとつひとつおいしいんだけど、それだけで終わりじゃなくてね。味のレンジが一筋縄ではないそれぞれの料理を自分で組み合わせたり、順番を変えたりして楽しむってのができるわけですよ。それがすごく楽しい。刺激的。こりゃいいものだ。
料理、いろいろ全部たのしいわけです。
キウィのチャトニとか驚くし楽しいし、ワダの下に敷かれたソースが美味しかったり、そもそもなんでネパールのタールにワダが乗るのよ、とか味、盛り付け、組み合わせのどこをつついてもおいしいのと楽しいのと興味深いのがあってうれしくなるひと皿です。
でね、本来南インド料理であるワダ。
おかしいじゃないか、という杓子定規なマニアの皆さんもいるわけです。なんとなくこのお店はネパール料理のレストランだと思ってるでしょう。そうだとしても、だ。
いやいやいや、ぜんぜんおかしくはないわけです。なんでかというといまは2016年だから。それは、日本もネパールもインドも等しくいまは、きょうは、2016年であるということ。物流が発達して調理器具等の料理インフラも整備されている2016年です。
昔だったらその見た目さえ知らぬまま生涯を終えたであろう山の方に住む人は、最近ではインターネットで見た魚料理にご執心。ちょっとムリすれば町のちょいとお高いレストランに最近設置された大型の冷凍ケースからその料理に使われるインド洋で獲れたお魚がゴロゴロと出てくる。さて、美味しく調理してもらいましょう。おやおや、美味しいねえ。それが2016年の現実なわけです。
何十年も前のバックパッキングで知ったあの衝撃、もう一度2016年にあたまぶっ叩いて新しい衝撃を受けなきゃならんわけです。
ネパールの人が南インドのドーナッツであるワダを食ってようが、東京生まれのボクが関西生まれの変形お好み焼きみたいなたこ焼き食ってようが驚くことではないわけです。そうでしょう?
なにもクラシックを否定するわけではありません。「だけ」ではないことを受け入れることが大事だと思います。そしてその受け入れる前にクラシックをきちんと知ることもね。
そんな話なぞしながらおいしいえみさん料理を食べる至福といったらありません。彼女のセンスや腕がこれでもか!と溢れていて別の意味でもお腹がいっぱいになっていきます。いやーなんかもったいない。食べ終わるのがもったいないね、どうも。
そうやって食べるんですが、そっちはそっちで、それとは別で森さんとおしゃべりもしたくて困る。食ってたいんだけど喋りもねえ、という感じで困る。なんかいろいろ溢れるので収拾がつかないわけです。なんか疲れちゃうぞ(笑)
食事が終わって、森さんがコーヒーをご馳走してくれました。ここんちのコーヒーがまたうまいんだよね。お客さんも一人減り二人減り。最後のお客になってしまいました。
さんざおしゃべりをするんですが、やっぱりどうにも話し足りない。もっとしゃべりたい。いや~なんかいつも通りで楽しい。
心ある人が気持ち込めすぎでやっているお店。楽しいね。また早々に来たくなって困るね。仙台遠いってば森さん。でも、この距離があって、仙台泉という場所でやっているからあちゃーるという店が好きだというのは、それは間違えのない事実なのです。
しかしなんでオレ仙台にいるんだろう。食ったから帰るね。ごちそうさまでした。
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