イタリア、ドイツで15年腕を磨いてきた超実力派シェフ田渕拓氏がエグゼクティブシェフとして率いる、イタリアンベースの料理「ガストロノミック イタリアン」というべき新店。(2016年6月1日オープン) 「s'accapau サッカパウ」。

画像: マンハッタンのDINING&BARをイメージしたという店内は、インダストリーでラボラトリー!! テーブル席もあるが、この店はカウンターで楽しみたい。

マンハッタンのDINING&BARをイメージしたという店内は、インダストリーでラボラトリー!! テーブル席もあるが、この店はカウンターで楽しみたい。

サッカパウとシシリー語で「おつかれっス!」的なニュアンスなのだとか。

まずは、ビオのシャンパーニュ―で乾杯!
イタリア産のスパークリングにとらわれない、「クリエイティブ・イタリアンとワイン~今を楽しむ空間 S'ACCAPAU」らしいスタート。

L&S Cheurlin Edmond Cheurlin Brut

ディナーはデキュスタシオン(シェフのお任せ)のみ

日本やイタリア、世界の食文化をグローバル視点でとらえた「デグスタッイオーネ(おまかせコース)」。海外経験を生かした田渕拓エクゼクティブシェフが、イタリア料理を原点にしながら様々な技術を用い、創造性豊かで自由な一皿を提供する。

ワインペアリングは料理に合わせ6種類

ワインもイタリア産にこだわらず、様々な国のものをとりそろえ「wine pairing 6 」として6種を提供。

画像: お米のクロッカンテ、ペンネのフリット、カボーナータのタルト

お米のクロッカンテ、ペンネのフリット、カボーナータのタルト

まずはスターターの一皿。「snack」と記されパレットのような個性的な皿で。文字通りにお菓子感覚でシャンパーニュとつまみながら...うん、なんかワクワクするねえ!

最初の料理は「アスパラ カルボナーラ」とリースリング

ドイツ料理の定番食材ホワイトアスパラをカルボナーラとイタリア仕立てにしたのは、イタリア・ドイツでの経験があるというシェフの名刺代わりの一皿か!?

画像: カルボナーラソースはエスプーマで。パンチェッタを散らして。

カルボナーラソースはエスプーマで。パンチェッタを散らして。

そして、オーガニックの辛口リースリングと。

画像: Clemens Busch Riesling Trocken LS 2014

Clemens Busch Riesling Trocken LS 2014

二皿目「鰹 地中海の香り」 そしてジョージア産オレンジワイン

貝のかおりに包まれた鰹のカルパッチョ。クヴェリ・オレンジワインと共に。
ワインの発祥の地といわれるジョージア(旧名グルジア)のオレンジワイン。クヴェヴリと呼ばれる大きな甕にブドウを丸ごと入れ、甕ごと地中に埋めて発酵させてい瓶でつくる伝統的な製法で、白ブドウを赤ワインのように皮ごと潰して熟成。
甕で発酵、熟成するからなのか、色や香りは紹興酒のようで、鰹の赤身がエキセントリックに口中に広がる。

オレンジワインは NIKOLOZ ANTADZE Mtsvane 2013

3品目「鮎 根セロリ ケッパー」カリフォルニアのオーガニック赤と!

ブロックセラーズのジンファンデルとともに。そのマリアージュは、生き生きと若鮎のフリットが皿から泳ぎ出しそうな味わいで、ヤられました!!

画像: 若鮎が清流に泳ぐ、躍動するかのような一皿

若鮎が清流に泳ぐ、躍動するかのような一皿

ワインは Broc Cellars Zinfandel Vine Starr Sonoma County 2014

4皿目「タリオリーニ スルメイカ」イタリア東部のオレンジワインで

いわゆる、イカスミのパスタなんですが、パスタにこんなに感動したのは初めて~
イタリア・フリウリのオレンジワインZidarich Carso Vitovskaは貴腐っぽい甘い薫りが、イカスミをさらに甘くして最高~!!

画像: もう、"芸術は爆発だぁ!"な一皿。見た目、そして美味しさすべてにやられました(笑)

もう、"芸術は爆発だぁ!"な一皿。見た目、そして美味しさすべてにやられました(笑)

Zidarich Carso Vitovska 2011 

5品目「ビーツリゾット ゴルゴンゾーラチーズ」オーストリーの赤

ビーツの甘い赤に、ゴルゴンゾーラの塩気が本能を刺激する。赤には赤という演出。ベリー感が徐々に広がるモリック・ブラウフレンキッシュが、さらに「赤」い甘さを挽きたて、肉を欲するから不思議だ!!

画像: 艶めくビーツの甘い赤

艶めくビーツの甘い赤

Moric Blaufränkisch Burgenland 2013

6品目「仔羊、空豆、じゃが芋」ピエモンテのロッソ(ビオ)

画像: ストウブでスモークされてLambが登場!

ストウブでスモークされてLambが登場!

画像: 革製の鞘にからナイフを取り出す

革製の鞘にからナイフを取り出す

画像: この殺傷能力のありそうなナイフで、食すのはなんと仔羊(笑)

この殺傷能力のありそうなナイフで、食すのはなんと仔羊(笑)

画像: こんな精細な仔羊を、このナイフで一撃くらわすなんて!!

こんな精細な仔羊を、このナイフで一撃くらわすなんて!!

TRINCHERO Rosso Racines Vino Rosso

ラムより断然「ビーフ」派なのだが、この柔らかく甘いラムにはやられました。ワインは凡庸なのだが、それが返って、仔羊のうまさを醸し出していて、たまらなく美味だった。

お好みで「チーズ」デザートワイン

Cantine Colosi Passito Sicilia 2011

一口サイズのチーズとシチリアの甘口ワイン。蜂蜜みたいな甘さとチーズが合わないわけがない!!

デザート「桃 アーモンドジェラート 竹炭メレンゲ」

画像: デザート「桃 アーモンドジェラート 竹炭メレンゲ」

賛否両論ありそうな、DOLCEの風貌。見るからに甘さを排除した風貌。カウンターと同化するインダストリアルなルックス。しかしこれが、絶妙...桃とアーモンドはバラ目バラ科サクラ属モモ亜属 。桃とアーモンドの花は見分けがつきにくいほどの同類。そんな二つを竹炭のメレンゲの一つ屋根の下にするなんて、絶妙過ぎる!!

「ハーブティー 小菓子」でしめる

菓子楊枝で食べる焦がしに、最後の最後は癒される。

所感

月替わりの「デグスタッイオーネ(おまかせコース)」は8,000円。そしてワインペアリング6種は5,000円。イタリアンとかフレンチとかカテゴライズしにくいところが、飽きさせず毎月通いたくなる要素かも。もちろん、支払い金額以上に時間と舌を楽しめることは間違いない。コストパフォーマンスに優れているところも魅力の一つ。遅い時間からはサパー&バータイムメニューもあるので、違う楽しみ方も開拓したい!!

サッカパウ オフィシャルサイト

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