星のや富士の食事は3つのダイニングで楽しむ。大きなグリル台を中心に据えた賑やかな「メインダイニング」、キャビンの「テラスリビング」で自然と共に寛げるインルームダイニング。そして一日4組限定のシェフキャンプ飯が「クラウドキッチン」だ。

クラウドテラスでプライベートシェフとともにダッチオーブンに挑戦するクラウドキッチン

森が宵闇になるころ、ここがdinnerの舞台となります。
林の中にタープを張りウッドデッキにテーブルとコンロを配置。文字通りの森に浮かぶクラウドキッチン。トワイライトタイムには専属シェフが旬の野菜やお肉を選び、眼の前で創りあげるダッチオーブン料理をコース仕立てで楽しみます。

コトコトと仕上げられるダッチオーブンを横目に、地元甲州産のスパークリングワインで乾杯!


甲州葡萄を樽熟成したほどよい酸味のあるバランスの良いスパークリングワイン。ほのかなオークの香りが、林の宵のディナーにふさわしい。
運ばれたのは先ほどのダッチオーブン「オニオンスープ」。

熱熱でトロトロに甘いオニグラ!!
二品目は、様々な季節野菜のジャーサラダ

自分たちで取り分けて!
グツグツと運ばれてきたのは「茸と鮑の香草バターソテー」
林の中で鮑とバターの香が溶け込み、美味しささらにアップ!
Fishの「オマール海老とムール貝のスチームグリル」は、ゲストもシェフともにつくりあげます!

ゲストはエプロンを着けて...


なんかバーベキュー気分が盛り上がってきました(笑)

エビの香ばしい香りが林に立ち込めます!

ゲストとシェフが眼の前でワイルドな光景をくりひろげる(笑)
そして、しばらくダッチオーブン調理され、美味しそうな色に仕上がりました。

最後は、シェフが盛り付けをして、美しくもワイルドな「オマール海老とムール貝のスチームグリル」の完成です!

Meatは通常は「仔羊と彩り野菜のトマト煮込み」
今回は国産牛に変更してもらいました

まずは、シェフが目の前のグリルパンで肉をダイナミックに焼いていきます


肉と野菜を鍋に入れ、コトコト煮込んでいる間にバーニャカウダ(ラディシュ)をつまむ。
赤ワインは山梨県穂坂産カベルネ・ソーヴィニヨン種とマスカット・ベリーA種をブレンドしたワイン

牛肉がゴロゴロとはいった、ボリュームあるワイルドディナー!! 地元産のワインと共に!
デザートは「さつまいもとりんごのキャラメリゼ ラムレーズンアイスクリームを添えて」
フランベの青い炎が林に浮かび幻想的なひとさら

ランタンの灯りに浮かぶ赤ワイン風味の大人のデザート
プティフールも用意され、キャンプであるということを忘れさせるひととき
野趣溢れるディナーは「クラウドキッチン」は、まさにグランピングの醍醐味だ。
興奮冷めやらず、このまま山を下るのは惜しい。

辺りはすっかりと闇に落ち、篝火が灯る
食後は焚き火テラスで「焚き火BAR」
クラウドテラスの夜は長い。キャビンのベッドにもぐりこむ前に、炎と揺れながら白州ハイボールでも(笑)