画像: カレーですよ2291(鎌倉材木座 香菜軒 寓/こうさいけん ぐう)ちいさくて本当にいいおみせ。

カレーですよ2291(鎌倉材木座 香菜軒 寓/こうさいけん ぐう)ちいさくて本当にいいおみせ。

あまりにもよくて、よすぎて、それで困ったなあ、と思うお店がたまにあります。
海の方にありました。
海の方に出来ました。
カレーですよ。
もともと「香菜軒」は西武池袋線富士見台駅にありました。残念なことに富士見台時代には一度しか行けなかったんですよね。それも最後の営業にほど近い頃。
沼袋にあった「たんどーる」と縁深いお店なんですよ。「たんどーる」の塚本シェフと「香菜軒」の三浦シェフはもともととあるインド料理の店で同僚だった頃があるそうです。そういうご縁があって、偶然西武線沿線での出店。たまたま店を閉じることになったタイミングが近くて。
「香菜軒」が閉る少し前に三浦シェフと塚本シェフが厨房に立つ特別な食事会に友人から呼んでもらったのが富士見台の「香菜軒」でのボクの最初で最後の食事でした。三浦シェフが鎌倉で小さな持ち帰りだけのお店を開くかも、と言っていたのはその時だった記憶があります。そして先日の初台での「初台スパイス食堂 和魂印才たんどーる」のオープン。続いて、
「香菜軒 寓」
が鎌倉で営業を再開したんです。
ちょっと思い立ってオープンの翌日に訪問しました。
鎌倉材木座の住宅街。おおよそレストランなぞないだろう、と油断した路地の奥にお店はありました。
民家の庭先、と言った風情の場所で、ちょっと感じがステキなんですよね。
入り口の門をくぐると水溜めの枠だっただろう土台の上に板を渡して小さなテーブルに仕立ててあります。その奥がお店。本当に小さな小さなお店で、本来は持ち帰り専門に近い業態、ただ、テーブルがひとつ、イスが3つ置いてあってそこで食べる事も出来るんです。
出来れば行くときに電話でもして席を取っておいてもらった方がいいかもしれませんね。
三浦シェフ自ら手を動かして21カ所の柱の基礎部分の工事から手掛けた手作りの小さくて素敵な店です。庭先のテーブルやお手洗いなども手作りなのですって。
天窓があったり角の2方がガラスの引き戸で小さいながらも開放感があります。
とても快適。
お料理はお肉や卵を使わないヴィーガン対応ができるそう。
メニューを見てうなりながら迷っていると、お声をかけてくれました。なんか適当に盛り合わせましょうかって。うわーなんか、うわーすみません。ご好意に甘えて、おまかせのなんでもありセットを。(メニューにありません。通常非対応)
ごはんなんか雑穀米や玄米などを使っていてよさそうなんですよ。
実際ごはんがおいしい。
野菜カレーは食感がしゃっきり。
カレーソースはクローブやシナモン、カルダモンのシードスパイスが香ばしい鮮やかな印象の仕上がりです。メリハリがあって満足感が高いなあ。インド料理はお肉が入らなくてもこういうのがあるから不足を感じないのですよ。いいよねえ、そういう感じ。
風干し野菜カレー、同じ野菜カレーでもなるほど、やはり違います。
ご自分で野菜を干して使うそうで、とてもふくよかな味わいになっていました。しんなりした仕上がりなのが風干し野菜の特徴の様子。風味が違うのがちゃんとわかってこれは楽しい。旨味が繊細に凝縮されています。
エビカレーの美味しさといったらなかったですよ。
動物性のクリームを使わずココナツミルクで仕上げた口当たりの良いひと皿でした。クリームではないからか重たくならないんですね、きっと。ピンク色の粒胡椒がアクセントで香よく少し辛いのがとてもよい。ボリューム、膨らみを感じる味わいでした。天然エビが大きいんだよねえ!フレッシュだし。大変に好みだなあ。
野菜のおかず、春巻きはそら豆が入っていてとても楽しい。
これがすごくうまいんですよ。ひじきも酸っぱめの味付けがとても上手で海の香もきちんと必要な分あって、それがいい。ニンジンの細切りのマリネもプチトマトの酢漬けもどれもこれもちゃんと手がかかっていて感激します。
食後のデザートはブラマンジェでした。
胡麻が強く香る豆乳仕立て。マンゴーのプリザーヴのようなトッピングの甘さとよく合います。
力強い味のスゥイーツだねえ。
紅茶が美味しくてホッとするねえ。
食事の後は三浦シェフと奥様を交えてたくさんたくさんおしゃべりをしました。
その中で三浦シェフがニコニコと笑いながら冗談交じりに言っていたのが「別に塚本とは仲良しでもなんでもないんだよ。ただ、なんだか節目節目の時にあいつと何か絡むことがあるんだよね、、、」という言葉。ボクのような年齢になるとよくわかるんですよ。仲がいいとかそうじゃないとか、そんなことは小さなことで、大人になるとどうしても縁がつながる大事なひとが必ずいるものです。ただ、それは外から見て、仲が良いという言葉で言い表してもあながち間違えではないのじゃないかな。そう思っています。
まったくもって幸せな時間だったなあ。小さな小さな、でも満ち足りた雰囲気、空気のあるお店です。店主も奥様も優しく接してくれるし、ちょっとおしゃべりをしすぎてしまってお腹以上に心がいっぱいで帰路につきます。
あ、向かいにね、お風呂屋さんがあるんだよね。これは良ポイント。
今度はお風呂とセットで早々、また来なければ。
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