画像: チニャーレ エノテカ(神泉)

チニャーレ エノテカ(神泉)

不思議な店だった。
やっと行くことができた。
チニャーレエノテカは、以前、学芸大にあった。
たった6席でなかなか予約が取れず、
そうこうしてるうちに、松見坂あたりに移転したと聞いた。
調べてみると、電話番号が不掲載。
facebookで予約を受け付けていて、
何度かメールのやりとりののち、
それがやっと叶った。
松見坂の、1本路地を入ったところ。
おしゃれな外観で、中に入ると、不思議な洋館風。
カウンターがあって、随分前からあるような、重厚感漂う調度品が並ぶ。
カウンターの中から挨拶されたシェフが、
これまた味がある方。
口ひげをたくわえ、どこか山小屋のご主人のような、
そんな雰囲気が、これまた店を、より老舗ビストロのような雰囲気に
させている。
シェフが、大きなトレーに
野菜やお肉、魚介類、あらゆる素材を載せて(写真上)
説明してくれる。
ドカンと鎮座する毛ガニが気になる。
これが今日使う素材の全てだそうだ。
ここからコースに仕上がるようだ。
メニューを見るよりも、
黒板を眺めるよりも、
素材をビジュアルで見れるのは楽しい。
番組のオープニングアバンを見るような。
いや、違う。
編集前の素材をラッシュで見るような。
いや、それも違うな。
料理が始まり、そして、さっき気になっていた毛ガニが、
わりと最初のほうの前菜で出てきた。
毛蟹のセビーチェ風(写真下)というらしいが、
これがめちゃくちゃ美味い。
セビーチェというのは、
ペルー料理の代表的な料理で、
唐辛子が効いた魚介のマリネのこと。
酸っぱ辛くて夏にはもってこい。
毛ガニの身をぼろりとほぐし、
自家製アリッサソースにつけていただくのだが、
これによりセビーチェ風、になるということなんだろう。
そのアリッサソースとは、唐辛子とニンニクのソースのことで、
これをつけると、さらに毛ガニの旨味が引き立ち、
そして暑い季節にいい。
さっぱりして白ワインも進む。
いろいろ美味しいものをいただいたのだが、
印象的だったのは、山椒のパスタ。
とろりとした手打ちパスタに、味は軽めのトマトソースがあっさりと絡み、
この時期うまい山椒がいい感じの香りと食感となっている。
不思議な時間だった。
予約が全然取れなかった6席の学芸大時代を経て、
移転してなお電話番号不掲載。
松見坂という都心でありながら、
どこか山小屋の、
知る人ぞ知る隠れ家ビストロにでも来たような印象。
今日までの苦労を含め、とても楽しかった。
デートにオススメ。
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