画像: カレーですよ2281(三田 カレーハウス林)正義。

カレーですよ2281(三田 カレーハウス林)正義。

気になっているお店があって、田町まで出かけてきました。
ここら辺、あんまりカレー屋さんがあるイメージがなかった。
新し目のお店です。カレーライスのお店です。
カレーですよ。
路地裏の、と形容できそうな場所にそのお店はありました。
大昔、ボクが初めての仕事を持ったのは三田。大手の子会社のシステムエンジニアの仕事でした。今のような時代ではなくコボルでコーディングしてそいつをオフコン(オフィスコンピュータ。1システムが大型冷蔵庫2~3台ほどの体積で、本体や磁気テープ(!)8インチフロッピーディスク(!)などを備えていた。もちろんブラウン管ディスプレイに浮かぶ文字は緑色一色)なんてものに突っ込んでワッフルで有名なお菓子屋さんとかスパゲッティーで有名な製粉会社とかのシステムを作ったり、しばらくしてからは営業兼任になったり、なんてことをしていました。
当時三田ではカレー、食べてなかった記憶があります。休み時間に外食とりに出るような暇がなかったよなあ、忙しくて。
そんなことを思い出しながらお店に到着。
「カレーハウス 林」
と、純和風の名前のカレー店。ちょっとうれしくなります。きっといいカレーライスが食べられるぞ。そういう予感がします。
お店は雑居ビルの一階。入り口が奥まっててうっかりもう一つのお店に入りそうになります。
カウンターに腰掛けてメニューを見て。えーと、じゃあ、ハーフ&ハーフにして
「チキンカレーとトマトマッシュルーム挽き肉カレー」
をお願いしましょう。
フェイスブックだったかな。お店のページを見ているとライブイベントをお店でやったりと楽しそうなんですよ。気になっていました。
おっ、カレーが来たよ。
ひとくち、口に運ぶとどこかにお魚出汁と穏やかなあまみを感じるんですよ。うん、おいしい。こういうカレーは辛くしても味の骨組みがくずれない、いいやつです。
キーマのほうは、トマトにあまり火を入れず爽やかに仕上げてあります。
余計なことをしないというよさのある素材系キーマで好印象。
どちらも工夫あるいいカレーライスです。いいお店だなあ。こういうカレーは好きだよ。
実はこのご店主のことを、いいなあ、好きだなあ、と思っていました。いえね、お会いしたのは初めてですし、今日も特におしゃべりをしてはいないんですが。にこやかな感じのいいご店主です。
で、それというのもなにかのSNSだか食べログだかで、ぐだぐだとコクが足りないだ、うまくないだ言っている輩を一刀両断、礼儀正しい言葉で正論を返しているんです。気分がいいんですよね。
ボクもまったく同意するところなのですが、まず口に合う合わないはあります。これは個人差なので「不味い」は間違っています。もしくは「不味い」という言葉を簡単に使ってしまうのは表現方法が乏しく勉強不足が見えて残念です。正しくは「口に合わない」でしょう。
コクが足りないというのは同じくで、その料理に個人的になにを求めているか、というとてもパーソナルな事柄でしょう。どうしても食体験が乏しい人は自分の範囲を狭く考え、自分が定義するもののレンジを逸脱している同じ名前の料理に対して拒絶の態度を示すことが多いようです。こちらも合う合わないの話し。もう少しいえば、コクがないなど言った彼はこのカレーを食べたおかげで新しい体験を得たわけです。貴重なものだと思います。店主は言います。この味は多くのお客様から美味しいというお褒めの言葉をいただいています。そう、美味しいといっている人がたくさんいるわけです。そこでピンと来る人とそうじゃない人で差がつきます。「おや、そうなのか。この味を美味しいという人がいるのか。その人達の美味しいの基準はどこにあるのだろう」というところにいけば、その後の食生活は今以上に豊かになるはずでしょう。それに気がつけるか否か。そういうことです。
もう少し簡単にいうと「思ったことをなぜその場で言わず、こそこそと悪口だけ、関係のない人までもが目にするインターネット上に書き込んでいるのか」ということ。その場で作った本人に伝えれば、なぜその味なのかの理由も基準も知ることができるし、もしお店が間違っているということになれば店主は改善を考えるでしょう。簡単な話です。
書くのもいやになるのですが、そういうことだとボクは思っています。
それを正論で返す店主には好感を覚えます。店とお客は五分五分です。飲食ではない仕事をするあなたも、取引先と自社は五分五分なんですよ。そう考えて仕事をしないとどこかで歯車が狂ってくると思います。仕事の質が落ちていきます。
ボクは不味いという言葉が大嫌いなのです。人前、たとえばインターネットも含めてですが、不味いなどというと、レストラン選びひとつできない未熟な男、と思われて恥ずかしい思いをします。気をつけています。
from Vine : https://vine.co/v/iPW7KEP2Xbe
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2016/1/1、著書「カレーの本」が刊行されました。
カレーの本 (SAKURA・MOOK 69) / Amazonのリンク
ご連絡、お仕事のご用命等は
iizka3@gmail.com (@を小文字にて)
たべあるきオールスターズ「たべあるキング」に参加しています。
http://www.tabearuking.com
活動内容等の各種Linkはこちら
http://about.me/hapi3
tumblr あります。わりと日々の事がまとまってます。
http://hapi3.tumblr.com
Youtubeチャンネル
http://www.youtube.com/user/iizka3
もうひとつのブログ「いつもんログ」
http://hapi3s.blogspot.jp/
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

rdsig.yahoo.co.jp

This article is a sponsored article by
''.