画像: 出版。カレーの本。お世話になった皆様へ。

出版。カレーの本。お世話になった皆様へ。

お世話になった皆様へ。
この度は大変に素晴らしい本を作り上げてくださってまことにありがとうございます。きのう、見本誌の献本をいただきました。
すぐにお礼のメールを差し上げなければ、と思っていたのですが、思いとは裏腹になんというか、どうお礼を言えばいいのか、どういう風にこのうれしさをお伝えすればいいのか、考えあぐねてしまい、少し放心しておりました。
腹蔵なく感想をお伝えしたく思います。
見本誌、という事でうかがっていたので箱が届いたときは何が来たのだろう、と思いました。こんな量が届くとは思っておりませんでした。
聞こう聞こうと思いながらバタバタと校了を迎え、聞けずじまいのままだった表紙の色。わたしがいいな、と思った黄色の案になっていてとてもうれしかったです。
正月明けの発売を聞いて、きっと赤い表紙の本ばかりだろうから黄色がいいなあ、と思っておりました。
わかっているつもりでしたが現物を見ると思っていたよりもサイズがコンパクトだな、という印象でした。それだけに山川さんがデザインしてくれたかわいいイラストレーションと黄色ベースという表紙が書棚に並んだときにインパクトがあって色々と心強いなあ、と思っています。
山川さんには本当に感謝をしています。大変に素敵なデザインを施していただいて、とにかくうれしい。このデザインで本の世界観、統一感がすごく出ていると感じます。胸を張って人に手渡せる本になったのは山川さんのデザインの力がすごく大きいと思います。遅れ遅れの原稿やチェック関係の戻しで大きなご負担をかけてしまったと申し訳なく思っております。それをものともせずに最後のぎりぎりまで追い込んでもらってどう感謝すればいいのか、言葉が見つかりません。
改めて読んでいくと、面白いしありそうでなかった構成だなあ、と感じます。世界と日本のカレーを網羅、と言葉にすると簡単ですが過去の本などを思い起こしてもこういう幅の本はあまり見当たらず、なおかつ長文になりがちなわたしの文章を上手にコントロールしてもらって色々な方に読んでもらえるバランスを作ってもらって、そのことがきっとこの本を成功(=販売)に導いてくれるだろうな、と感じています。それもこれもすべて野上さんのおかげです。7月6日の平河町での打ち合わせでアウトラインを決めてもらった結果が出たのだと思っています。あのときはその場でどんどん構成が決まっていくのを見ているにも関わらず、まったくどういう本になるのかのイメージが出来なくて戸惑っておりました。組み立てと構成、尻たたきまでおまかせをしてしまい、泣き言にもだまってつきあってくれた野上さんの懐の広さに助けられてのこの本だと思っています。わたしの、というより野上さんの本だよな、という思いがどこかにあるのです。
当たり前、と言えばその通りなのですが、皆さんと頻繁に顔合わせをして作っていく、という形ではない、メールとファイルのやり取りベースでやっていく半年間でしたが、貝塚さんのスタジオでの撮影で皆さんにお会いして作業が出来たのが気持ちの支えになっていました。貝塚さんには素敵な写真を撮ってもらってとてもうれしかったです。付け合わせのページの木目が鮮やかなパネルの上に皿を配置しての撮影での貝塚さんと野上さんのやり取りなど耳が鮮明に覚えています。その場で新居さんと紙のリストチェックを確認していったやりとりなど出来たのも印象深かったです。アイディアとフレキシビリティがそこここにあって、いい現場だなあ、と今でも感じています。自分はこういうチームの人たちと仕事をしているんだ、という確認が出来てこの場所で、その後の安心に大きくつながったのだな、感じています。
膨大な量のメーカーとのやり取りや最後の最後、掲載協力店との連絡、新居さんのご負担も相当なものだったと想像しています。連絡がつきづらいお店に直接足を運んでくださっているのを聞いて感激しました。そういう事を聞くたびに、こちらももっと踏ん張らねばならん、と何度も力を入れ直しては進んできました。
見本誌送付のお手紙に自筆でひと言書いてくださっていたのもうれしかった。
価値のある本が出来たな、と強く感じています。
いま思っている事は皆さんへの感謝とせっかく出来たこの本をなるべく多くの人の手に届ける事です。
先日三上さんとラジオの収録に行ってまいりましたが見本誌を手にして改めて、そういう活動にも力が入ります。長く売っていければいいなと思っています。
わたしのここ10年来の思いのようなものがあります。
どうも世の中の食に対する考えや思いに対する温度差が大きい、という事です。華やかな感じのする飲食業会の取り上げられかたがあって、生産者がフォーカスされるような取り上げられかたもあって。食の話題はハードルも低くメディアが取り上げやすいテーマだと思います。しかし、そんな状況もありながら、未だ食に対して興味を持たないひとや興味云々ではなく燃料補給だったり、敢えて悪い言い方をしますが「エサ」程度の認識で安くて手元にある出所不明もので済ませるような心持ちの人がいる、というところ。不安を感じています。そういう人に乗っかって儲けを出す企業があったりというのも胸が痛い。外食も、コストパフォーマンスなどという言葉が横行、本来食に使う言葉ではないのではないかと思っている言葉ですが、当たり前に何気なく使う人が多く、これもこわいです。外食で得られる人とのつながり、ビジネスにつながったり友人が出来たり、自分の気持ちの揺らぎのようなものを一人きりの外食でで発見できたり。昔は食に関する大事な部分を家庭のおかあさんが司ってくれていて、それで安心できていました。そういう形に頼れないのが現代です。
長くなってしまいましたがそんな状況の中で「食に対する興味を持つ入り口になりたい」というのがいまのわたしのミッションだと考えて日々の仕事を続けています。
そういう思いにちゃんと呼応した本が出来たのだ、といま、感じています。
感謝の言葉はいくらあっても足りませんが、たくさん勉強をさせてもらい、新しい扉を開いてくださった皆様にこころからお礼を申し上げたく思います。
皆様と一緒にこの本を作る事が出来て大変に幸せです。
ありがとうございました。
追記
読み直しましたが、この文章はブログにものせたいな、と思っています。
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