東海道線の海辺の静かな駅、由比。駅から近いのに遠い、ややこしい場所にその店はある。店まで歩くと、海辺に夕陽が。安藤広重の画のような絶景のシルエット。帰省の帰り、秋の生桜海老を食べにここへ来た。定食は、生、かき揚げ、釜揚げ、佃煮と、桜海老を4つのバリエーションでいただける。さらに、お吸い物にも桜海老が。かき揚げは、まずは髭塩をふりかけて、揚げたてサクサクのたまらんやつを、冷えたビールに合わせハフハフ喰らい、後半は御飯にのっけて、ワシワシかき込む。掛川から新幹線に乗らず、鈍行で来た時間と労力を全てかき消す美味さ。春と、この時期ならではの生の桜海老の揚げたてかき揚げは毎度、感動する。一人旅や女子旅、ファミリーにオススメ。
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